麻しん(はしか)
国内発生は、予防接種の徹底により激減し、日本は、平成27年に麻しんの排除状態となりました。しかし、最近は、海外からの輸入症例が増加している一方で、海外渡航歴のない麻しんも報告されています。特に本年は、2020年以降最多となるペースで感染が拡大しています。
麻しんの感染拡大防止に向けた区民の皆様へのメッセージ
<概要>
○重症になりやすく、感染力が極めて高い麻しん(はしか)が、2020年以降最多となるペースで感染拡大しています。麻しん(はしか)は、マスクや手洗いでは感染予防として十分ではなく、ワクチンが重要です。麻しん(はしか)は「かかってもたいしたことはない」感染症ではなく、肺炎、脳炎、腸炎などで重症化することも多く、先進国でも重症化することもあり、1,000人に1人死亡するとされている感染症です。更なる感染拡大防止のため、以下の事項について、ご協力をお願いいたします。
<麻しんを疑う症状がある場合の対応>
○麻しんを疑う症状がある場合は、外出を控えるとともに、受診する場合には、事前に医療機関に連絡の上、医療機関の指示に従ってご対応いただくようお願いいたします。
○感染拡大防止のため、受診の際には、公共交通機関の利用を可能な限り避けることについて、ご協力をお願いいたします。
<自治体の疫学調査へのご協力>
○麻しん(はしか)の感染拡大防止には、患者や接触者に対する行政による調査が重要です。ご協力をお願いいたします。
<ワクチン接種のご検討>
○ご自身の発症予防、重症化予防、集団としての感染拡大防止の観点から、ワクチンを2回接種することが重要です。
○お子様が麻しん風しんワクチンの定期接種の対象である1歳又は就学前1年間にある場合、積極的に早期の接種をご検討ください。
○海外では大きな流行が複数の国で報告されています。接種が不十分な場合、渡航の2週間前までに接種することをご検討ください。
○2000年4月1日以前に生まれた方は、当時の感染状況もあり、2回の定期接種が行われていない可能性があります。母子健康手帳などで、過去の麻しんの罹患歴又は2回の接種記録を確認できない方は、今一度、麻しん風しんワクチンの接種をご検討ください。なお、今回の流行は10代から40代の方を中心に流行していることを踏まえ、特にこの年齢層の方はご検討をお願いいたします。
<特にご注意いただきたい方々>
○特に以下の方々は、接種が不十分な場合、ワクチン接種をご検討ください。
保育園や学校職員、医療機関職員など、小さなお子さんや患者さんと接触する機会の多い方
空港職員、観光業スタッフなど渡航者と接触する機会の多い方
○また以下の方々は感染すると重症化すると言われていますのでご注意ください。
妊娠中は麻しん風しんワクチンの接種はできません。早産や流産のリスクがあるため、妊娠前の接
種をご検討ください。
免疫不全のある方は、主治医の方と相談のうえ、麻しん風しんワクチン接種をご検討ください。
乳幼児は、脳炎や肺炎を起こすリスクがありますので、ご家族の接種歴をご確認ください。
○現在のMRワクチンの接種制度は、平成12年4月2日以降に生まれた方を対象に実施しています。平成12年4月1日以前に生まれた方の接種状況については、下記リンクを参考としてください。
[麻しん風しんワクチンの過去の制度について]

麻しんについて
麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、一般的には「はしか」と呼ばれます。発熱や咳、鼻水といったかぜ症状と発しんが現れます。肺炎、脳炎、腸炎といった重い合併症を発症することあり、1,000人に1人は死亡するとされている感染症です。
感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力はきわめて強く、免疫を持っていない人がウイルスに暴露すると、90%以上が発症する感染症です。小児も、大人も注意が必要です。
潜伏期間は?
感染してから症状がでるまで約10日から12日と言われています。
症状は?
典型的な麻しんの症状とは、1)発熱、2)全身性発しん、3)咳、鼻水、目の充血などの粘膜症状(かぜ症状)が揃ったものを指します。
感染の約10日から12日間の潜伏期間の後に、38℃程度の発熱やかぜ症状がはじまり、2日から4日発熱が続いたあと、39℃以上の高熱とともに発しんが出現します。発しんの出現する前後1日から2日には、ほほの粘膜に、コプリック斑と呼ばれる小さな白色の斑点が観察されることがあります。麻しんは「かかってもたいしたことはない」感染症ではなく、肺炎・脳炎・腸炎などで重症化することも多く、先進国でも重症化することもあり、1000人に1人死亡するとされている感染症です。麻しんの初めの症状は風邪と似ています。また症状の出る1日前から人にうつす可能性があるといわれています。
気になる症状があるときは、早めに病院を受診しましょう
一般的な風邪と軽く考えずに、気になる症状がある時や体調が悪い時は早めに病院を受診しましょう。 なお、発熱や発疹などがある場合は、事前に医療機関に連絡の上、医療機関の指示に従ってご対応いただくようお願いいたします。前もって電話で医療機関へ症状を伝え、受付方法を確認してからマスクを着用して受診しましょう。
麻しん患者と接触があった場合
麻しん患者との接触があった場合、毎日朝晩2回検温をしましょう。麻しんが疑われる症状(熱及び咳、鼻水、咽とう痛、目の充血など)を認めた場合は、麻しん患者との接触があったことを事前に医療機関に電話で伝えたうえで、受診方法について相談をしてください。医療機関への移動の際はタクシーなどを含めた公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。
関連リンク
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このページに関するお問い合わせ
健康生きがい部 予防対策課 感染症対策係
〒173-0014 東京都板橋区大山東町32番15号 板橋区保健所
電話:03-3579-2321 ファクス:03-3579-1337
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