令和4年6月15日 学校給食における飲用牛乳購入事業を拡充します

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ページ番号1039930  更新日 2022年8月15日

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 板橋区は、食材料の価格高騰に伴う区立小中学校の給食会計の圧迫に対応するため、令和4年度に実施する「学校給食における飲用牛乳購入事業」を拡充する。最大3か月分の飲用牛乳を区が購入することで、給食会計の負担を軽減し、給食費の家計負担への影響を抑えるとともに、学校給食の質の維持、栄養摂取基準を満たした学校給食の提供等につなげたい考え。

1 概要

区立小中学校における給食費は前回改定から8年が経過し、その間の食材料費上昇に伴う給食会計への圧迫から、質の低下や栄養摂取基準を満たさなくなることが危惧されていた。

それらを解消するため、区では令和2年度に「学校給食費見直し検討委員会」を立ち上げ、令和4年度からの学校給食費の値上げを検討したが、コロナ下で区民負担を増やすことは極めて困難であることから値上げを断念。代わりに、コロナ下における時限措置として、児童・生徒分の飲用牛乳代1か月分を区で負担することとした。

しかしながら、昨今の原油価格をはじめとするエネルギー価格の上昇、ウクライナ危機による不安定な世界情勢及び物価高騰などを要因に、今後のさらなる食材料の価格高騰が懸念されていることから、追加負担として1か月分、影響がさらに拡大した場合の予備として1か月分、最大で計3か月分を公費で負担することとした。1人1食あたり約15円の効果が見込まれる。

2 対象となる区立学校

  1. 区立小学校 51校
  2. 区立中学校 22校

3 事業費

  1. 拡充前(令和4年度東京都板橋区一般会計当初予算)
    32,736千円
  2. 拡充後(令和4年度東京都板橋区一般会計第1号補正予算における増額後)
    98,207千円

注:差額分の増額要求を含む令和4年度東京都板橋区一般会計補正予算(第1号)案については、令和4年6月10日(金曜日)に令和4年第2回板橋区議会定例会にて議決された。

注:増額分については、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用する。

4 実施時期

 6月、10月、2月(6月は実施中。2月実施の有無については、状況を見て12月を目途に決定する。)

5 現在の取り組みについて

 現在、各学校及び板橋区教育委員会においては、食材料の価格高騰に対し以下を例とした取り組みを行っている。今後のさらなる価格高騰があった場合も、飲用牛乳の購入と併せて、迅速・的確に対応していく。

  1. 高価な食材の分量調整
  2. 彩り用野菜の減量(全体の色味や充足量を考慮し、パセリ、いんげん、青菜などを調整)
  3. パンの調整(安価な種類に変更、スライスなどの手間賃削減など)
  4. 魚や肉の種類や発注方法の調整(安価な魚種や部位、短冊切りからコマ切りへの変更など肉類の切り方の調整)
  5. 缶詰や調味量など生鮮食品以外の食材を教育委員会で一括契約することで支出を抑制

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 学務課 学校給食係
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2617 ファクス:03-3579-4214
教育委員会事務局 学務課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。