令和4年9月6日　クラウドファンディングを活用し区立美術館収蔵作品の修復費用を募集

板橋区は、区立美術館が収蔵する作品を文化財として価値を守り継承するため「ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング」により、収蔵作品の修復費用の募集を9月1日（木曜日）から開始した。

　所蔵作品は、専用の収蔵庫で厳重な管理のもと保管をしているが、中には経年劣化が進み、専門家による修復が必要な作品があることから、クラウドファンディングにより修復費用を募集することとした。

　修復費用の募集は、令和4年から令和6年までの3年間を予定しており、3年間の目標金額は1,200万円。1年目となる令和4年は300万円を目標に、ふるさと納税型クラウドファンディングサイト「ふるさとチョイス　ガバメントクラウドファンディング」及び区役所窓口にて受け付ける。11月30日（水曜日）まで。

なお、令和4年の目標金額を上回る寄付が集まった場合は、翌年度の修復事業や美術館運営事業に活用する。

【令和4年度修復予定作品】

（1）英一蝶「一休和尚酔臥図」　（2）啓孫「達磨図」　（3）住吉廣尚・廣隆「春秋遊楽図・四季花鳥図屏風」
（4）その他　近現代作品

• 問い合わせ先　板橋区立美術館　03-3979-3251