令和4年9月9日 アルツハイマーイベント2022を開催

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ページ番号1041198  更新日 2022年9月26日

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サムネイル:パネリスト
パネリストの3名

 区では、認知症に関する正しい理解の普及・啓発のため、世界アルツハイマー月間に合わせて、区立中央図書館、板橋区役所などの各会場で「アルツハイマーイベント2022」を開催している。

 世界アルツハイマー月間は、国際アルツハイマー病協会が世界保健機関と共同で、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定したもので、同月をアルツハイマー月間としている。期間中は、認知症に関する理解の向上のため、認知症のご本人や家族を支援する様々な活動が世界各国で行われている。区においても、認知症について学び、理解をもって、自分自身を含めたすべての人が助け合い主人公として「認知症になっても希望をもって暮らせる地域」を目指し、区内の各会場でイベントを開催している。

 8日(木曜日)、同イベントの一環として成増アートギャラリー(成増3-13-1)で「いたばし認地笑かるた制作のおはなし」が開催され、若年性認知症の当事者である岩田さん、認知症サポーターのひろばのメンバーである會田さん・斎藤さんが登壇し、制作秘話が対談形式で語られた。まず始めに、「いたばし認地笑かるた」の紹介が行われ、制作のきっかけや制作の様子を紹介。その後、岩田さんからご本人の視点を踏まえ、認知症を正しく理解してもらうための取り組みや登壇者3名から「かるた」のおすすめの札が紹介された。

 登壇した岩田さんは「認知症の方は、家族構成や生活環境によってそれぞれ個性があるので、サポートする方は、ご本人の考えを尊重して欲しい。また、人との繋がりや自信をもって意見を言える環境づくりが、ご本人が地域の中で希望をもって生活することにつながる」と語った。また、認知症サポーターの斎藤さんは「いたばし認地笑かるたの読み句の選定は、ご本人・家族・友人など様々な方の視点を意識しながら行った。認知症のサポートは、様々な立場の方ができる範囲で、ご本人に寄り添い、同じ目線で接していくことが大切。」と語った。

 このほか、特設展示イベントを、9月11日まで区立中央図書館ホール、13日~16日は区役所1階で実施。また、9月21日には認知症予防講演会(ZOOM配信あり)を実施する。事前予約制や予約満了のイベントもあるため、詳しくは、区ホームページをご覧いただくか担当部署へご連絡ください。

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このページに関するお問い合わせ

健康生きがい部 おとしより保健福祉センター 認知症施策推進係
〒174-0063 東京都板橋区前野町四丁目16番1号
電話:03-5970-1121 ファクス:03-5392-2060
健康生きがい部 おとしより保健福祉センターへのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。