板橋区教育ビジョン2025・いたばし学び支援プラン2018
「教育の板橋」をめざし、 今後10年間の教育の方向性を描きました
「板橋区教育ビジョン2025・いたばし学び支援プラン2018」を策定しました
計画の位置付け
「板橋区基本構想」が平成27年度に改定され、概ね10年後の板橋区の将来像として「未来をはぐくむ緑と文化のかがやくまち“板橋”」が掲げられました。教育ビジョンは、この基本構想に示された教育分野のあるべき姿と教育施策の方向性を定めた「板橋区教育大綱」の実現に向けて、教育が中心的に担う人づくりの方向性を明らかにするものです。また、教育ビジョンの実現に向け、「いたばし学び支援プラン2018」を策定し、具体的な施策や事業を推進していきます。
板橋区の子どもたちの現状
国の「平成27年度全国学力・学習状況調査」では、学力に加え、学習意欲、学習方法、生活習慣や学習環境等に関する調査も行っています。これを分析することで、板橋区の子どもたちの現状が見えてきました。
- 子どもたちの自己肯定感が低い
- 好ましい生活習慣や規範意識が身に付いていない子どもたちが多い
- 学びに対して、意欲をもつ子どもたちが少しずつ増えてきた一方で、基礎学力を体系付けて考え、表現する能力が身に付いていない子どもが多い
- 子どもたちの間で、学力の散らばりが大きい
教育ビジョン2025がめざす人間像・将来像
<めざす将来像>
持続可能な社会を実現するには、基礎的な学力のうえに、人とのつながりや支え合い等を通して得られる、実生活の様々な場面で活用できる力が必要です。また、地域の人たちが子どもたちの人づくりのために学校に集まり、そこに集まった人たちが地域を活性化させていくといった好循環が重要となってきました。
このことから、2つのめざす将来像を掲げました。
“いきいき子ども!あたたか家族!はつらつ先生!”地域が支える教育の板橋
“学び合う、学び続ける人づくり!”地域を創る教育の板橋
<めざす人間像>
基本構想及び教育大綱に掲げた将来像を実現するため、子どもだけではなく、区民全てがめざす人間像を定めました。
- 心身ともに健康で豊かな感性をもち、思いやりのある人
- 自分の意見をもち、伝え、他人の意見も聴く姿勢をもつ人
- 規範意識を身に付け、自ら考え、判断し、行動することのできる自立した人
- 基礎学力の習得とその活用により、ものごとの本質を考えられる人
- ものごとに協働して取り組み、果敢に挑戦する人
<未来を担う人に必要とされる資質・能力>
これからの社会を生き抜くためには、子どもも大人も、高い志や意欲をもった自立した人として、主体的に課題を発見し、他者と協働しながら解決を図るとともに、失敗を恐れず何度でも挑戦し、学び続けることが求められています。そのために未来を担う人に必要とされる、3つの資質・能力を掲げました。
- 主体的に課題を発見し、解決に導く力
- 協働して課題解決に取り組む力
- 失敗を恐れずチャレンジする力
この資質・能力は、いずれも大切に育むものですが、全ての根底にあるのは、「自尊感情・自己肯定感の高揚」と「郷土“板橋”を愛する心の育成」であると考えます。
教育ビジョン2025における基本的方向性と重点施策
教育ビジョン2025に掲げる将来像の実現に向けて、3つの視点から教育が中心的に担う人づくりの基本的方向性を明らかにすることとし、学校・家庭・教職員・地域・教育委員会の各主体が役割を果たしながら連携・協働し、9つの重点施策からアプローチします。
いたばし学び支援プラン2018
「いたばし学び支援プラン2018」では、「板橋区教育ビジョン2025」を実現するための、3つの基本的な方向性に基づき、9つの重点施策ごとに事業を体系化し、実施していきます。
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