上板橋宿副戸長碑〈有形文化財(歴史資料)〉

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ページ番号1004842  更新日 2023年3月10日

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上板橋宿副戸長碑

(かみいたばししゅくふくこちょうひ)

明治維新以降、近代国家の形成を目指していた明治政府は、全国一律の戸籍を作成するにあたり、明治5年(1872)に全国を大区小区に編成し、小区に戸長・副戸長を置き、戸籍の管理や行政実務にあたらせました。東京府では翌6年に大区小区を再編し、小区に戸長一人、小区を構成する各町村に一人の副戸長を置きました。この時上板橋宿(村)の副戸長に任命されたのが榎本利八です。大区小区制はその後も続きますが、地方の実情に合わない制度であったため、明治11年各町村ごとに戸長役場が設置され、民選の戸長が行政事務を行うようになりました。
本碑は、大正14年(1925)10月に孫の弥右衛門が祖父利八を顕彰するために建てたものですが、明治時代初期の近代的行政制度の成立過程を明らかにするうえでも、地域の歴史を明らかにするうえでも重要なものとなります。

写真1
上板橋宿副戸長碑
写真2
「上板橋宿副戸長碑」

所在地

板橋区弥生町

区分

有形文化財(歴史資料)

登録日

平成31年3月11日

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