松戸一浩家文書〈有形文化財(古文書)〉

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ページ番号1004846  更新日 2023年3月10日

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松戸一浩家文書

(まつどかずひろけもんじょ)

松戸一浩家は、旧上赤塚村の旧家で、江戸時代には同村の百姓代(ひゃくしょうだい)などを務めたことが同家に伝わる史料から知られる。史料の総数は394点で、年代が判明する史料については、嘉永(かえい)5年(1852)から昭和40年(1965)にかけて作成されたものである。なかでも、嘉永5年の「寅御縄御検地改帳(とらおなわごけんちあらためちょう)」は、寛永16年(1639)に赤塚村で検地が行われたことを示す史料として注目される。また、明治4年(1871)の「三峯山御初穂神納帳(みつみねさんおはつほしんのうちょう)」など、信仰に関わる史料が豊富に残されている。これらからは、同地域で行われてきた民間信仰の様子を詳しく知ることができる。このほか、先代の松戸初五郎氏が昭和11年から同22年まで板橋区会議員であったことから、当該期の「板橋区会会議録」がまとまって残されており、板橋区政の実態を知るうえで重要な史料である。以上のことから、松戸一浩家文書は赤塚地域および板橋区の歴史を明らかにするうえで重要な史料群となっている。

写真
寅御縄御検地改帳」(嘉永5年)

所在地

非公開

所有者

個人所有

区分

有形文化財(古文書)

登録日

平成30年3月29日

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