染小紋〈無形文化財(工芸技術)〉

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ページ番号1020948  更新日 2024年3月28日

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染小紋 保持者 小林 福司

(そめこもん こばやし ふくじ)

染小紋は、型紙を使って布地を染色する型染めの技法のうち、非常に細かな紋様を染めたもので、一見すると無地に見える細密な紋様と単彩の染が醸し出す格調高い趣に特徴がある。江戸時代初期に武士の裃(かみしも)に用いられて発展し、やがて普段着に用いられる図柄が現れると江戸町人の間にも広まっていった。江戸地域を中心に発展した染小紋は、経済産業大臣から「東京染小紋」の名称で東京都の伝統工芸品に指定されている。

保持者である小林福司氏は、父で東京染小紋の伝統工芸師であった茂徳氏に師事し、平成4年(1992)から染小紋の型付け・配色などの技術を学んだ。現在では、染小紋の伝統技術を継承する作家として活躍するかたわら、染小紋の歴史や着物の研究も行い、また、各地で講演・実演さらに体験教室などを通して染小紋の普及にも努めている。

所在地

板橋区高島平七丁目40番5号

登録日

令和2年2月25日

染小紋 保持者 小林 福司 氏
染小紋(保持者 小林 福司 氏)
染小紋の製品
染小紋製品

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電話:03-3579-2636 ファクス:03-3579-2635
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