木曽御嶽赤塚一山講関係資料< 有形民俗文化財(信仰)>

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ページ番号1004856  更新日 2023年3月10日

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木曽御嶽赤塚一山講関係資料

(きそおんたけあかつかいっさんこうかんけいしりょう)

木曽御嶽信仰は、長野県の木曽御嶽を対象に、講社を結成して登拝などを行う庶民信仰の一つです。講社は御嶽山麓を中心に全国的に分布しますが、とりわけ中部・東海・関東地方に多く見られます。その信仰が広く普及するのは、天明5年(1785)の尾張出身の覚行行者による潔斎登山以降の時期とされます。寛政4年(1792)に王滝口の登山道が開かれると、江戸の町人や武州・上州の中山道の宿場町に信仰が広まりました。赤塚一山講は、一山行者の布教によって広まった講で、下赤塚・四葉を中心に活動しています。なお、講社の伝承では、文政・天保の頃に開かれたとされています。
木曽御嶽赤塚一山講関係資料は、明治21年(1888)から平成年間にかけての「御嶽山代参連名簿」や祝詞・社殿の設計図などの関係書類、掛け軸に加えて、拝箪笥・八足・蜀台・御幣・御神酒入れなどの祭具からなります。
当資料は、木曽御嶽赤塚一山講の中心的人物であった大門本橋家に伝来するもので、当該地域と周辺地域における木曽御嶽登拝講の活動状況や地域の歴史、信仰、民俗、風習などの実態について考察を行う上で貴重な資料です。

写真
木曽御嶽赤塚一山講関係資料

所在地

板橋区大門

所有者

個人所有

区分

登録有形民俗文化財(信仰)

登録日

平成28年3月28日

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〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2636 ファクス:03-3579-2635
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