室内の空気環境 きれいな空気を保つには
きれいな空気を保つには
空気の汚れと換気
近年、住宅はアルミサッシや断熱性の向上により、気密性が高くなっています。こうした住まいで注意しなければならないのは空気の汚れです。
かつての開放的な住まいでは、すきま風などで、1時間に2から3回以上部屋の空気が入れ替わっていました。しかし、現在のように気密性の高い住宅では、積極的に換気をすることが必要です。
汚染物質の一例
一酸化炭素(CO)
血液の酸素運搬阻止による酸欠、吐気、頭痛、めまいなど。死亡事故例もあります。
【発生源】
- タバコ
- 燃焼器具の不完全燃焼
二酸化炭素(CO2)
換気の指標として使われます。高濃度でないかぎり、人体への影響はほとんどありません。
【発生源】
- 呼気
- 燃焼器具
窒素酸化物(NOx)
ぜんそくや、慢性気管支炎を引き起こすことがあります。
【発生源】
- 燃焼器具
- タバコ
浮遊粉じん
のどの不快感、呼吸器系疾患の原因になることがあります。
【発生源】
- タバコ
- エアコンなどのフィルター
ホルムアルデヒドなど
眼、鼻、のどの痛み、皮膚炎、頭痛などを引き起こすことがあります。
【発生源】
- 合板
- 家具の接着剤
- 断熱材
こんなとき換気してますか
- ガスコンロや湯沸し器などを使うときは、必ず換気扇をまわしましょう。
- 冷暖房をしている時には、1時間に5分程度窓を開け、新鮮な空気を取り入れましょう。
- 喫煙時には、煙が室内にこもらないように、換気扇や窓のそばで吸いましょう。

ひとくちメモ 空気清浄器と換気
ストーブなどの燃焼の際に発生する一酸化炭素、窒素酸化物などは、空気清浄器では除去することができません。空気清浄器を使用中でも換気をしましょう。
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