区議会だより(令和元年第3回定例会)テキストページ3

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ページ番号1014448  更新日 2020年8月17日

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(このページは読み上げ用に作成しているため、区議会だより紙面と表記が異なる場合があります)

一般質問

一般質問は、区政全般について議員が現状や方針を問うものです。
全文は12月下旬以降に、区議会ホームページでご覧いただけます。

なるしまゆかり(公明党)

肺がん検診の受診率向上を求めて
【質問】がんによる死亡者割合は男女ともに肺がんが最も多く、早期発見のためのがん検診の受診率向上が重要である。区の特定健診の胸部エックス線検査を肺がん・結核検診に転換し、特定健診との同時受診を可能とするべき。見解は。
【区長】胸部エックス線検査の肺がん検診への移行については、技術的な課題を検証する必要がある。また、同時受診については、実施医療機関との協議を含め、今後研究していく。
【質問】断らない限りすべての検診を受診することになるオプトアウト方式を導入することにより、受診率の向上を図るべき。見解は。
【区長】肺がん検診の受診率向上のため、今後、オプトアウト方式も含め、より良い方式を検討していく。

板橋区版AIPを問う
【質問】区内の介護事業者から病院との連携が取りづらいとの声を聞く。療養相談室のノウハウを活かした共通シートを作成することにより、入院から退院後の在宅まで切れ目のない支援体制を構築すべきと考えるが、見解は。
【区長】区の医療・介護連携会議において、療養相談室のノウハウを参考に、シートを作成する手法も含め、入退院支援の議論を深めていく。
【質問】今後、高齢者の住まいの一つとして、看取りを行うサービス付き高齢者向け住宅のニーズが高まるものと考えられる。板橋区版AIPにおいても、看取りの充実を図るとともに、サービス付き高齢者向け住宅を構成事業とすべきと考えるが、見解は。
【区長】住み慣れた地域で暮らし続けるうえで、看取りのケアを行うことは重要と認識。区内のサービス付き高齢者向け住宅も巻き込んで、看取りの実践を広めていく。

医療的ケア児の実態把握を
【質問】医療的ケアのニーズを把握するため、小・中学生を含めた実態調査を行うべき。区の見解は。
【区長】実態調査はニーズを把握するうえで重要であるが、その方法が課題。他の自治体の方法なども参考に、重症心身障がい・医療的ケア児会議において、検討していく。
※以上のほか、防災・減災対策、公衆喫煙所について質問があった

すずきこうすけ(公明党)

ICT教育の充実に向けて
【質問】次世代を担う子どもたちの教育にはICT環境の充実が不可欠。ICT環境の整備について、区の見解は。
【教育長】学びに対する興味をつくり、質の高い教育を提供するには、電子黒板やタブレットパソコンなどのハードと、デジタル教科書などのソフトの両面強化が重要。ICT環境の充実は、子どもたちの人材育成に結びつくことから、今後も積極的に取り組む。

スクールロイヤー制度導入を
【質問】いじめや不登校、保護者とのトラブルなど、適切な判断が難しい案件に対応するため、スクールロイヤー制度の導入を検討しては。
【教育長】近年、学校におけるトラブルが深刻化、複雑化しており、弁護士との相談体制の整備を進めていく。

ブロック塀などの新設助成を
【質問】危険なブロック塀への対策として、撤去助成に加えて新設助成を導入しては。
【区長】新設助成は安全確認などの課題があるため、他区の状況や導入効果を検証しながら、検討していく。

公共施設の配置検討を問う
【質問】旧板四中の跡地に、ボール遊びができるグラウンド、絵画教室などで利用できる施設を整備しては。
【区長】公共施設の配置は、地域の声を聞きながら検討を進めており、提案の内容を含め、検討を深めていく。

【質問】中央図書館移転後の跡地には、区民事務所や集会施設の集約、図書の返還ポスト、駐輪場の併設をしては。
【区長】様々な要望や地域課題を整理しながら、跡地活用をする方向で進める。

高齢者認知症対策を問う
【質問】神戸市では、65歳以上の市民を対象とした認知機能検診と、認知症と診断された市民を対象とした事故救済制度を組み合わせて実施し、必要な費用は、市民に広く薄く負担を求めている。区でも同様の制度を導入しては。
【区長】区では、もの忘れ相談事業において、認知機能検診に資する機能の確保に努めている。事故救済制度は相当の経費を要するという課題があり、今後、検討していく。
※以上のほか、いたばし産業振興・地域振興の活性化について質問があった

しばかよこ(公明党)

本庁舎南館食堂における障がい者雇用の実現を
【質問】令和2年度以降の南館食堂の運営事業者の選定にあたり、あらゆる手段を使って障がい者雇用の実現を求めるが、区の見解は。
【区長】障がい者雇用の意義を踏まえ、実現に努める。

高島平のまちづくりを問う
【質問】高島通りやけやき通りといった都道について、障がい者や車椅子利用者が安心して利用しやすい歩道の整備、高齢者が一時的に休息できるベンチや、バス停に屋根とベンチの設置をするなど、区と都が一体的に整備を進めるべき。区の見解は。
【区長】29年に策定したユニバーサルデザイン推進計画2025では、道路の段差改善などに取り組む考えを示している。具体化に向け、都と連携を図り、計画や仕組みづくりを進めていく。

【質問】高島平駅前の歩道橋をスロープにし、高齢者が利用しやすいものとすべき。区の見解は。
【区長】都と連携・協力し、歩道橋も含めたバリアフリー化を図っていく。

【質問】高島平四・五丁目、新河岸三丁目地域は電車やバスが少なく、日常生活での移動に不便を感じている区民がいる。地域の移動手段について、区はどのような支援を考えているか。
【区長】日常の買い物や通院が大変との意見があることは認識している。高齢者をはじめ地域住民の移動支援について研究していく。

【質問】板橋清掃工場の余熱を利用した足湯などの健康・入浴施設を整備し、まちづくりの一環としてはどうか。
【区長】今後、足湯などの設置を含め新たな余熱利用策を研究していく。

【質問】都は、都立赤塚公園に新たに収益施設を設置し、令和3年6月までに営業を開始するとしている。ウッドデッキで素敵な音楽が流れるオープンカフェの設置要望など区民の声をしっかり都に届け、区が積極的に進めるべき。区の計画は。
【区長】今後も都と連携し、人々の交流拠点やにぎわいの創出、まちの魅力向上を図っていく。
※以上のほか、未来の宝を育む教育施策、支え合う高齢化社会に向けて、安心して暮らせる健康施策の取組みについて質問があった

やまだひでき(共産党)

交通不便地域の解消を求めて
【質問】公共交通サービス水準が相対的に低い地域への対策として、従来はコミュニティバスの新路線を検討するとしていたが、交通政策基本計画の中間のまとめには、新路線に関する記載がない。2路線目の記載がない理由は。
【区長】現在、同計画の策定中であり、多様な交通手段による利便性の向上をめざしている。この計画ではコミュニティバスやそれ以外の新たな交通手段の取組みについても検討を進めていく。

【質問】同地域については、どのような方法でサービス水準の低さを解消するのか。
【区長】同地域は、道路幅員が狭いなどコミュニティバスの運行は困難である。生活交通の充実を図るなど多様な交通手段の検討を進めていく。

音楽練習室の整備を求めて
【質問】18か所の地域センターのうち音楽練習室があるのは10施設、他施設を含めても15施設であり、稼働率が高く空きがないこともある。すべての地域で音楽練習ができるよう整備を。見解は。
【区長】すべてのセンターに練習室を整備するには、洋室などを改修し用途変更をする必要がある。また、利用率は練習室以外の施設も総じて高く、整備することは難しい。

商店街の活性化について問う
【質問】消費増税による中小事業者の倒産・廃業、収入減をどのように予測するか。
【区長】30年10月から中小企業への設備投資助成を始めると共に、令和元年度には、区独自のプレミアム付商品券を発行している。こうした対策から、消費増税による中小事業者への影響は大きくないと考えるが、今後の景気動向には注視していく。

【質問】国は台風15号を大規模災害と認めず、消費増税を進めている。中小事業者の生業と区民の暮らしを破壊する消費増税に反対すべきでは。
【区長】消費税率の引き上げは健全な国家財政を築くために避けては通れない課題と認識している。今後は、消費税率改定に伴う施策が及ぼす効果や影響を見極めていく。

あいキッズ事業について問う
【質問】厚労省の定める設備運営基準の面積を厳守し、集団規模の適正化を求めるが見解は。
【教育長】同事業は、児童間の交流が制約されるなどの課題を解消した点で意義があるが、すべての時間・場所において厚労省の基準を満たしてはいない。引き続き学校に特別教室の開放を求めるなど、事業の質の向上に努めていく。

【質問】あいキッズ受託事業者職員の労働環境を把握し、委託料の人件費算出根拠を見直すなど処遇改善を。見解は。
【教育長】同事業の委託料算定では、人件費、管理事務費や運営費などを見込むとともに、30年度からは支援員の処遇改善費用を加算している。今後も社会経済情勢の変化を機敏に捉え、対処していく。
※以上のほか、住宅密集地域の災害対策、公共施設の再編のあり方、小水力発電、平和について質問があった

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