赤羽刀の公開

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ページ番号3000763  更新日 2025年12月24日

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展示について

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期間:令和8年1月24日(土曜日)から令和8年3月15日(金曜日)まで

場所:郷土資料館 常設展示室内 ミニ企画展展示会場

時間:午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)

 

 

板橋区立郷土資料館が所蔵する接収刀剣(赤羽刀)を期間限定で公開いたします。

資料名 展示期間
水心子正秀(花押) 令和8年1月24日(土曜日)~2月6日(金曜日)
荘司筑前大慶直胤 2月7日(土曜日)~2月27日(金曜日)
正秀/電光 2月28日(土曜日)~3月15日(日曜日)

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赤羽刀とは

太平洋戦争後の昭和20年(1945)9月、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)は、日本の武装解除の一環として全国の警察署に命じ、一般国民から美術的価値のない刀剣類を接収しました。接収した刀剣類の一部は、海洋投棄などにより処分されました。

 昭和22年(1947)、東京都北区赤羽の米第八軍兵器補給廠に保管されていた刀剣類のうち、美術的に価値のあるものを再調査し、旧所有者に返還してほしい旨の申し入れが日本側から連合国軍に対して行われ了解されました。連合国軍は、日本の刀剣審査委員会で選定された五千振を越す刀剣類について警察署を通じて旧所有者に返還することにし、返還までの間、保管場所を東京国立博物館と定め、同年12月に搬入しました。これらの事情から接収された刀剣類は「赤羽刀」と呼ばれることになりました。

 平成7年(1995)に「接収刀剣類の処理に関する法律」が成立、翌年施行され、官報に公示された接収刀剣について所有者が返還請求できるようになりました。平成9年(1997)、返還できなかった刀剣類は、国に帰属することになり、平成11年(1999)8月、公開・活用のため全国の公立博物館などへ譲渡することとなりました。当館にも18振の赤羽刀が譲渡されました。

 今回は、譲渡された赤羽刀のうち、水心子正秀と大慶直胤を紹介します。

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水心子正秀(花押)/享和二年八月日
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脇差 荘司筑前大慶直胤(花押)/文政十三年仲秋
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正秀/電光

このページに関するお問い合わせ

板橋区立郷土資料館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-35-25
電話:03-5998-0081 ファクス:03-5998-0083
教育委員会事務局 生涯学習課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。