犬の飼い方について

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ページ番号1002201  更新日 2024年6月27日

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犬の飼い方

狂犬病について

すべてのほ乳類に感染することが知られており、もちろん人も例外ではありません。発症すれば効果的な治療法はなく、人も動物もほぼ100%死亡しますが、ワクチンで予防することができます。
現在、日本国内での狂犬病の発生は見られませんが、万が一、海外から狂犬病が侵入した場合に備えて、飼い犬への狂犬病予防注射が義務付けられています。

犬には登録と狂犬病予防注射が必要です(狂犬病予防法)

  1. 生後91日以上の犬を飼い始めたら、30日以内に登録をしましょう。
  2. 毎年1回、4月から6月の期間に狂犬病予防注射を受けましょう。
    動物病院などで注射し、獣医師発行の証明書を持って区の窓口で注射済票の手続きを行ってください。
  3. 犬鑑札と狂犬病予防注射済票は必ず犬に着けておきましょう。
  4. 犬の死亡や所在地など、登録事項の変更には、届出が必要です。

犬を飼うときの原則です(動物の愛護及び管理に関する法律)

  1. 動物をみだりに殺したり、傷つけたり、苦しめるのはやめましょう。
  2. 習性を考慮して適正に飼いましょう。
  3. 動物を虐待したり、捨てたりすると法律により罰せられます。

飼い主の基本的なマナーとルールです(東京都動物の愛護及び管理に関する条例)

  1. 飼い主は、犬の本能・習性を理解し、飼い主としての自覚をもって、終生(命ある限り)正しく飼いましょう。
  2. えさや水はきちんと与え、犬小屋等の内外を清潔にしましょう。
  3. 鳴き声、悪臭、ふん尿などで他人に迷惑をかけないようにしましょう。
    特にふんは、公共の場所や他人の土地を汚さないようにしましょう。
  4. 人に危害のないよう、囲いの中で飼うか、必ずつないで飼いましょう。
  5. 種類や健康状態に応じて、鎖や綱で確実に保持して運動させましょう。
  6. 犬を飼っていることを示す標識(犬ステッカーなど)を、人の見やすい場所(玄関前など)に貼りましょう。
  7. 犬が逃げたときは、自分で探しましょう。
  8. 犬が他人に危害を加えたら、24時間以内に保健所に届け出ましょう。
    また、人をかんでしまった場合は、上記届出と同時に48時間以内に、その犬に狂犬病の疑いがないかを獣医師に検診してもらってください。

犬の飼い主のみなさまへのお願い

ふん・尿の放置や鳴き声による被害でお困りの方から、多くの相談が寄せられています。愛犬を嫌われ者にしないためにも、飼い主としてのマナーを見直し、守りましょう。

必ずふん・尿の始末をしましょう

トイレは散歩の前に済ませましょう

犬の散歩の目的は、運動や社会化、飼い主とのコミュニケーションの時間を確保するためであり、排泄のためではありません。自宅でトイレを済ませてから散歩に出かけるよう、習慣づけましょう。

排泄場所には十分に配慮しましょう

自宅でトイレを済ませたけれど、散歩中にふん・尿をしそうな場合は、家屋の塀や駐車場など、他人の所有物や敷地に排泄をさせてはいけません。また、道路上や電柱であっても、場所によりトラブルの原因になることがあります。ペットシーツや新聞紙の上で排泄をさせるなど、道路が汚れないよう配慮する必要があります。

ふん・尿は必ず飼い主が責任をもって始末しましょう

ふん・尿をしてしまった場合は、絶対に放置せず、責任をもって片付けてください。ふん・尿の放置は、不衛生かつ悪臭の原因になり、近隣にお住いの方にとって大変迷惑です。飼い主として、最低限のマナーを守りましょう。

ふん

自宅へ持ち帰って処分しましょう。コンビニエンスストアや公園のごみ箱に捨ててはいけません。

尿

十分な量の水で洗い流してください。ペットシーツやペーパーで尿を吸い取ってから水で流すと、においや跡が残りにくくなります。

ふん・尿の始末に必要な持ち物の例
  • ふん持ち帰り用のビニール袋
  • 水の入ったペットボトル
  • ペットシーツ
  • ペーパーや新聞紙

犬のふんを放置することは、エコポリス板橋クリーン条例で禁止されています。
犬の飼い主又は管理者は、公共の場所等に犬のふんを放置してはならない。

鳴き声の対策をしましょう

ご近所に配慮しましょう

住宅が密集している場所などでは、特に深夜や早朝に犬が吠えていると、鳴き声が響いてご近所の迷惑になります。日中でも、長時間吠えていればうるさく感じてしまうことがあります。ご近所と良好な関係を維持するためにも、日ごろから鳴き声への気配りを心がけましょう。

吠えている理由に応じて対策をしましょう

犬が吠えるのには理由があります。理由を明らかにし、その理由に応じたしつけをして、改善を試みましょう。窓を閉めたり、二重窓にしたりする対策方法もあります。改善が見込めない場合は、必要に応じて、獣医師やドッグトレーナーに相談しましょう。

リードをつないで手を離さないようにしましょう

ノーリードはやめましょう

人通りが少ない場所や公園などの開けた場所であっても、公共の場で放し飼いをしてはいけません。犬が人を咬んだり、交通事故にあってけがをしたり、行方不明になったりする危険性があります。リードは短く持ち、犬が予期せぬ行動をしても制御できるようにしましょう。

犬の放し飼いは、東京都動物の愛護及び管理に関する条例で禁止されています。

外飼いの注意点

  • 犬小屋を設置するなど、暑さや寒さから身を守れる環境を整えましょう
  • 適度な長さのリードでつなぎ、犬がゆとりをもって行動できるようにしましょう
  • 犬は、通行人などから簡単に触れられない場所につなぎましょう
  • ふん・尿はこまめに片付け、においが発生しないよう注意しましょう
  • 鳴き声に配慮しましょう
  • ノミ・ダニ、蚊の対策をして、犬の健康管理に気を配りましょう

終生飼養しましょう

飼い主には、ペットがその命を終えるまで適切に飼養する責任があります。事情により継続して飼えなくなった場合でも、飼い主が先に亡くなった場合でも、犬が安心して暮らせる環境を用意しておくことが飼い主の努めです。

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