蝶二芍薬図 鈴木其一 江戸時代

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ページ番号4000497  更新日 2024年2月27日

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技法
絹本著色
サイズ
92.4cm×34.2cm

作品:蝶二芍薬図 鈴木其一

画面でまず目をひくのは、やわらかでふっくらとした感触の芍薬(シャクヤク)の花と、それに止まるクロアゲハチョウである。チョウは墨のたらし込みを凝らし て見事に描かれ、羽の下部に芍薬の花と同系の紅色をわずかにさして心憎い。 北村季文の賛「これもまた廿日へぬべき花の上に たはるる蝶のこころをぞ知る」上部に付した其一30代前半の初々しい作である。
SUZUKI Kiitsu