報道や情報に触れてつらい気持ちになったら
惨事報道の視聴とメンタルヘルスについて
テレビなどで報道されるニュースのうち「惨事報道」といわれる内容の報道は、視聴者のメンタルヘルス(心の健康のこと)に悪影響を及ぼすことが研究により指摘されています。
この研究結果に基づいて推奨されている、「惨事報道に対する心の負担軽減と、心の健康の守り方」をご紹介します。
対象者 | 留意点 |
備考 |
---|---|---|
成人・子ども | 惨事報道の刺激は必要最小限にしましょう。 |
惨事報道に接した量と心理的反応が比例することが知られています。 |
同じ内容の惨事報道を繰り返し見ないようにしましょう。 | 繰り返しの視聴は、ストレス反応を高めることが知られています。 | |
衝撃的な映像の視聴を避けましょう。 | 衝撃的な映像は、ストレス反応を高めることが知られています。 | |
「ながら見」は控えましょう。 | 「ながら見」で不用意に惨事報道にさらされて、過剰な刺激となるリスクがあります。 | |
トラウマの体験者や精神疾患を抱える人は、惨事報道によって不調になりやすいです。 |
惨事報道を見ることで、過去のトラウマ体験への反応や現在の苦しみが高まることがあります。 |
|
子ども | 子どもの年齢と発達を考えて、惨事報道との距離の取り方を決めましょう。 | 子どもは、成人と比べて、安全・安心への不安がより高くなります。 |
子どもの惨事報道の視聴時間を親が制限しましょう。 | 頻回の視聴は、ストレス症状を高めることが知られています。 | |
子どもが、トラウマティックな内容に不用意に曝されないようにしましょう。 | 子どもの年齢と発達に応じて、大人が管理し、衝撃的な内容が子どもの目に触れないようにしましょう。 |
一般社団法人日本トラウマティック・ストレス学会資料より抜粋
不安があり、どこかに相談したい方へ
惨事報道を視聴することなどにより不安を抱いた方がいらっしゃいましたら、お気軽に以下の窓口までご相談ください。
健康福祉センター保健師による相談
健康福祉センターでは、心身の健康に関する相談を受け付けています。
詳しくは以下のページをご覧ください。
その他相談窓口
区以外にも様々な相談窓口が設置されています。
ご自身のお悩みに合わせてご覧ください。
- 板橋こころと生活の相談窓口
- メンタルチェックシステム「こころの体温計」
- 東京都こころといのちのほっとナビ(外部リンク)
- 「まもろうよこころ」(厚生労働省)(外部リンク)
- こころのオンライン避難所(いのち支える自殺対策推進センター(JSCP))(外部リンク)
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このページに関するお問い合わせ
健康生きがい部 健康推進課 こころといのちの係
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