キャリアインタビュー（課長）

総務部男女社会参画課（課長）　舟山　百合子【経験者採用】

私は現在、男女社会参画課長として、「男女平等」や「ダイバーシティ＆インクルージョン（D＆I）」の推進をめざし、意識啓発や理解促進、人間関係やDVに関わる相談業務などを担当しています。当課のミッションは、「すべての人が自分の望む選択ができ、それが尊重され、活躍できる社会をつくること」。多様なまちの人や団体、他部署と協力・連携しながら、効果的な取組につなげています。

区の業務が多くの方々の理解や協力で成り立っているため、区民目線と感謝を忘れず、相手の立場で物事を考えるよう心がけています。また、D＆Iな組織の強さをめざし、職員一人ひとりのもつ多様な経験や能力を最大限に引き出すよう、傾聴と対話を重視し、互いに尊重しながら意見を言い合える職場づくりをしています。そして、広い視野と柔軟な発想でそれらを結束し、決断を行っています。予測不能なこれからの時代、背後から職員を支え活かし、組織として前進する「羊飼い」型の管理職であろうと思います。

私は、民間企業での管理部門を経て、板橋区へ入庁しました。転職理由の一つは、縁の下の力持ちとして組織を支えることで得ていた喜びや達成感をより感じるために、「人々のくらしに直接関わり、寄り添い、支える仕事に携わりたい」と考えたことでした。特別区は、「基礎的な地方公共団体」として最も身近な行政を担い、各区が地域特性を活かした政策を推進していますが、そのなかでも板橋区は、商業・産業・農業・工業が併存する57万人の生活都市として、そのくらしを支える多くのチャレンジをしています。
その結果、介護や子育て、SDGsといった広い分野で高い評価を得るなど、多様化・複雑化する区民ニーズに真摯に向き合い、創意工夫を凝らす活力があふれています。さらに、コロナ禍での早急な応援体制の構築など、区民のために一丸となる結束力も持ち合わせています。

このような熱意とチームワークの環境のもと、私も入庁以来、多くの上司・同僚達に助けられながら、さまざまな分野で経験を重ねていくことができています。これからも初志貫徹。区民生活を支えるため、区民目線と感謝を忘れずに従事してまいります。

現在みなさんは、たくさんの選択肢の中から、自分らしく輝ける場所を探していると思います。板橋区には、一人ひとりのライフステージに応じたワーク・ライフ・バランスの実現や、男女問わずに安心してキャリアを継続できるための取組があります。例えば、男性職員の育児休業取得に向けた体制の整備や、上司との長期的なキャリアデザインの共有など。キャリアの段階ごとで行われる研修も充実しています。

みなさんの多様な経験、個性、想いが、板橋区を創っていきます。
ぜひ、未来の「いたばし」を一緒に創っていきましょう。

異動経歴

• 平成22年4月1日…板橋区役所入庁（会計管理室）
• 平成25年4月1日…主任昇任
• 平成26年4月1日…政策経営部広聴広報課
• 平成30年4月1日…教育委員会事務局教育総務課（主査昇任）
• 平成31年4月1日…総務部庁舎管理・契約課（係長昇任）
• 令和2年4月1日…課長補佐昇任
• 令和2年10月9日…健康生きがい部（保健所）予防対策課
• 令和4年4月1日…総務部男女社会参画課（課長昇任）

おまけ情報

おいしいものを食べたり、映画やコンサートに行ったり、きれいな景色を見たりと、気の置けない友人達との時間を楽しんでいます。異なる意見や価値観、壮大な自然からの刺激は、新たな発想や仕事への活力につながっています。みなさんも、オン・オフを上手に切り替え、仕事もプライベートも楽しんでくださいね。