第14回いたばし男女平等フォーラム(平成25年度)

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ページ番号1002302  更新日 2020年1月25日

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ワーク・ライフ・バランス 笑っている父親が いたばしをカエル

今年のフォーラムのテーマは「ワーク・ライフ・バランス」。
区民公募の運営メンバー9名と板橋区との協働で、イベントの企画・運営を行いました。
5月から概ね月1回の運営メンバー会議で議論を重ね、「ワーク・ライフ・バランスとは何か?」というところから初め、「ワーク・ライフ・バランス」を実現するにはどうしたらいいのか、メンバー全員で話し合いました。
そして、時間をかけてテーマに沿った講師を選び、イベントの内容を詰めていきました。
また、ポスターのデザインやキャッチコピーもメンバーで協力して考えました。

いたばし男女平等フォーラムは、平成25年11月30日(土曜日)好天の中、板橋区立グリーンホール2階ホールで行われました。
当日の様子を一部ご紹介します。

講演 徳倉 康之 さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン事務局長)

  • 父親が家事・育児に参加していくということは、付帯的に女性が社会に出ていくようにもなるし、国家としても安定していくのではないか。また、男性が育児参加をするほど出生率が上がっていく。出産後も女性が就労できる社会であると、出生率は上がってくる。
  • 我々は、決して「よい父親」を目指している訳ではないのです。「笑っている父親」を目指そうというのです。笑えないこともたくさんありますが、父親が笑わないと、子どもも妻も社会も笑えないということは、明らかに言えると思います。これが我々のビジョンです。

父親(男性)が育児参加することの意義や必要性を、たくさんのデータを使ってわかりやすくお話していただきました。

創作落語「めでぃあ・りてらしー」 千金亭 値千金 さん(男女共同参画落語創作・口演家)

  • どっち側から見るかによって、本数が違って見えたというお化け煙突が、足立区の千住桜木町に立っていました。煙突の本数ではありませんが、同じ話なのに、どっち側から聴くかによって、違って聞こえるというお話でございます。あの『厩火事』の亭主、あの野郎はよくないだろう。いくら女房のお咲が腕のよい髪結いで、女だてらにいっぱしの銭稼ぐからってよ、自分は遊んでばっかりじぁ。男なんだから働きゃいいんだよ。
  • 同じ落語を、お前さんの奥方はどう聴いたか。『厩火事』の亭主は、ただの飲んだくれのしょうもない男ではない。髪結いのお咲を陰で支える専業主夫、むしろすばらしい男と考えた。落語ではダメな男ということになっているが、反対の考え方もあるのではないか。これがメディアの持つ不思議な力じゃ。落語に出てきたのは元々ある男、ある女じゃったはず。それがいつの間にか、あるべき男、あるべき女に変わっているという訳じゃ。

私たちは「固定的性別役割分担意識」から普段なかなかぬけだせないものです。そんなこのをあらためて考えさせてくれる内容の落語でした。

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