運転免許を自主返納する高齢ドライバーが増えています
近年、ベテランドライバー(高齢ドライバー)が関与する交通事故が増えています。加齢に伴う身体機能の低下・衰え、漫然運転、自身の運転技術の過信などにより交通事故が引き起こされ、時に重大な結果を招くこともあります。平成31年4月、豊島区東池袋において高齢ドライバーが運転する乗用車が暴走し、歩行者らを次々とはね、2人が死亡、多数の負傷者が出る大変痛ましい事故も発生しました。(このページ最下部に、東池袋の事故におけるご遺族からのメッセージを掲載した「交通安全情報」を添付しています。)
加齢に伴う身体機能の低下や衰えは、自分自身では気づきにくいものです。「運転に自信がなくなった。」、家族に「運転が心配」と言われたら、運転免許証の自主返納をお考えください。
こんな症状が出たら自主返納をご検討ください
- 右左折のウインカーを間違って出したり忘れたりする
- 歩行者、障害物、他の車に注意がいかないことがある
- カーブをスムーズに曲がれないことがある
- 車庫入れの時、塀や壁をこすることが増えた
(引用元:警察庁「運転免許証の自主返納に関するリーフレット」より)
運転免許証の自主返納制度とは
運転免許証の自主返納は、運転免許の有効期限内に自主的に免許を返納し、運転を引退することです。自主返納した方は「運転経歴証明書」を申請することができます。この証明書は、運転免許と同様にご自身の身分証明書として使用することができます。(一部非対応の機関もあります。)
申請は都内各警察署のほか、運転免許試験場(府中・鮫洲・江東)、免許更新センター(神田・新宿)で受け付けています。
申請方法など詳しくは、下記リンク先をご覧ください。
さまざまな特典が受けられます
「運転経歴証明書」(注)を提示することにより、高齢者運転免許自主返納サポート協議会の加盟店や東京都の文化施設、美術館などで様々な特典を受けることができます。特典の内容など詳しくは下記のリンク先をご覧ください。
注:令和2年4月より、マイナンバーカードのケースに「運転経歴証明書が交付済であることを表示するシール」を貼付し、マイナンバーカードと一緒に提示することで、運転経歴証明書の本体がなくても各種特典などを受けられるようになりました。
- 板橋区役所では、運転免許証の自主返納及び運転経歴証明書の申請業務は行っていません。このページは運転免許証の自主返納制度を区民へ広く周知する目的で作成しています。
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このページに関するお問い合わせ
土木部 土木計画・交通安全課 交通安全係
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2513 ファクス:03-3579-2547
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