赤ちゃんが小さく生まれたら

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ページ番号1046104  更新日 2023年5月30日

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低出生体重児の届出

出生時の体重が2,500グラム未満の赤ちゃんは、母子保健法第18条により届出が必要です。「出生通知票(母子健康手帳綴じ込みのハガキ)」をご提出ください。「出生通知票」をもとに、保健師等が「新生児等・産婦訪問」にうかがいます。

医療費の助成制度

養育医療

赤ちゃんの出生体重が2,000グラム以下などにより、医師が入院養育を必要と認めた場合、指定の医療機関に入院すると医療の給付が受けられます。

子ども医療費助成

健康保険診療の範囲内で、自己負担となる医療費を助成します。

小児慢性特定疾病医療費助成

慢性腎疾患、慢性呼吸器疾患、内分泌疾患等の小児慢性特定疾病にかかっている18歳未満の方の医療費を助成します。

自立支援医療(育成医療)

18歳未満の方で、肢体・目・耳・口・心臓・その他の内臓に機能障がいがあり、手術などにより回復が見込まれる方の医療費を助成します。

健康福祉センターのご案内

健康福祉センターの保健師は、赤ちゃんとご家族が地域で安心して生活できるよう支援しています。赤ちゃんの成長や発達のこと、育児のこと、お母さんの体調のこと、ご家族の健康のことなど、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q1:「低出生体重児」「早産児」とはなんですか

A1:赤ちゃんの呼び方は、出生体重や在胎期間(お母さんのお腹の中にいた期間)によって異なります。出生体重2,500グラム未満の赤ちゃんを「低出生体重児」といいます。さらにその中で、1,500グラム未満を「極低出生体重児」、1,000グラム未満を「超低出生体重児」といいます。在胎期間の分類では、37週以上42週未満で生まれた赤ちゃんを「正期産児」といい、37週未満であれば、「早産児」、42週以上であれば「過期産児」といいます。

 

Q2:「修正月齢」とはなんですか

A2:出産予定日を基準にした月齢です。出産予定日より2か月早く生まれた赤ちゃんの場合、生後1か月は「修正月齢マイナス1か月」、生後2か月で「修正月齢0か月」、生後4か月は、「修正月齢2か月」になります。早産児の発達や成長は、修正月齢でみていきます。在胎期間が短く出生体重が少ない赤ちゃんほど、成長がゆっくりになる傾向がありますが、その子のペースで成長していきます。成長に気がかりがある場合は、主治医に相談してみてください。

 

Q3:低出生体重児の身体発育曲線はありますか

A3:厚生労働科学研究補助金事業による全国的な発育調査により「医療機関退院後の低出生体重児の身体発育曲線(2022年)」が作成されました。これは、低出生体重児の発育の現状値に関する“目安”となるものです。赤ちゃんの成長発育は個人差が大きいので、その子にあった発育が遂げられているか生まれた時からの成長をトータルに見ながら、今後の発育の見通しを立てる上での参考になさってください。

※著作権:令和3-4年度厚生労働科学研究費補助金研究(成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)「低出生体重児の成長・発達評価手法の確立のための研究」班

 

Q4:母乳をあげた方がいいですか

A4:赤ちゃんにとって母乳は最適な栄養です。特に初乳は免疫物質が多く含まれているため、なめる程度でも与える意義があります。しかし、口が小さい、吸う力が弱いなどの理由により、直接母乳をあげることが難しい場合もあります。お母さんの体調が良ければ搾乳を始めてみましょう。母乳育児が難しい場合は、育児用ミルクもうまく活用しましょう。授乳はお母さんの体調にあわせて焦らずに行うことが大切です。板橋区では、助産師が自宅に訪問し育児や授乳の相談などを行う「訪問型産後ケア事業」を実施しています。赤ちゃんが入院中でも利用することができます。詳しくは健康福祉センターへお問い合わせください。

 

Q5:予防接種はいつ受けさせたらいいですか

A5:明らかな先天性免疫不全などにより接種が推奨されない赤ちゃんでない限り、生まれた日から数えた月齢(暦月齢)で接種を始めるのが原則です。接種時期を遅らせたり、ワクチン量を減らしたり必要はありません。また、小さく生まれた赤ちゃんだからといって、ワクチン接種における副反応が増加するということもありません。ただし、赤ちゃんの体調や接種する季節、感染症の流行状況、家庭環境などによって、接種の順番を変えることもあります。主治医と相談しながら、計画的に接種していきましょう。

 

Q6:健康福祉センターから乳幼児健康診査のお知らせが届きました。乳幼児健康診査は、受けた方がいいですか

A6:成長・発達のフォローアップのため、定期的に病院で健診を受けている方が多いと思いますが、健康福祉センターの乳幼児健康診査は、医師の診察だけではなく、保健師、助産師、栄養士、歯科衛生士による相談や情報提供なども行っていますので、ぜひ受診してください。周りの赤ちゃんとの成長発達の違いが気になり、受診を迷っている等ありましたら、健康福祉センターへご相談ください。

 

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このページに関するお問い合わせ

健康生きがい部 健康推進課 母子保健係
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2313 ファクス:03-3962-7834
健康生きがい部 健康推進課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。