記録 講演会 『絵から読み解く 江戸人の暮らしと生活』

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ページ番号1010152  更新日 2020年1月25日

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講演会「絵から読み解く 江戸人の暮らしと生活」

講演会の記録 (概要)

9月17日(土曜日)「描かれた庶民の願い―江戸の願掛けの諸相―」加藤 紫識 氏(日本女子大学講師)
江戸にはご利益(ごりやく)が得られるという神仏や植物がたくさん存在し、人々は自分たちの願いに合わせた「願掛け」をそれらの対象に行った。いったい江戸の人々はどのようなことを願いながら暮らしていたか。本講演では、錦絵や挿絵などを中心に当時の庶民たちの「願い」を読み解いていただきました。

9月17日(土曜日)「神田明神と神田祭、昔と今」岸川 雅範 氏(神田神社権禰宜)
現在の東京は、江戸時代より大規模な都市へとその姿を変えていった。それとともに神田明神と神田祭も、幕府や町々の人々による寄進などにより規模を拡大し、「天下祭」を行う江戸総鎮守として有名になり、今に至っている。本講演では、絵図や写真を駆使し、神田明神と神田祭について、その歴史を見ることで、どのように今現在の姿になったのかを探っていただきました。

9月24日(土曜日)「描かれた江戸の坂」滝口 正哉 氏(立正大学講師)
100万の人口を抱える巨大都市に成長した江戸には、多くの名所が生まれ、さまざまな地域的特徴があった。これらに目を向けると、そこにはしばしば「坂」が登場し、土地の記憶をよみがえらせる。本講演では錦絵などの絵画資料を中心に、坂道という素材から江戸の魅力を読み解いていただきました。

9月24日(土曜日)「錦絵に見る幕末の将軍上洛」久住 真也 氏(大東文化大学准教授)
文久3年(1863)2月、十四代将軍徳川家茂は、将軍としては実に229年振りに上洛の途についた。この上洛は、かつての三代将軍徳川家光の上洛とは大きく異なる点がみられる。本講演では「家茂上洛」を、江戸庶民がいかに見つめたか、錦絵から読み解いていただきました。

写真1
加藤講師 講演の様子
写真2
岸川講師 講演の様子

写真3
滝口講師 講演の様子
写真4
久住講師 講演の様子

  • ところ いたばしボランティアセンター内 第4 NPOルーム
  • 定員 各日40人(抽選)
  • 参加者 延べ139人(4回合計)
  • 申し込み人数 90人(大半は2日以上複数回申込者)
  • 4回分トータル申し込み件数 195件
  • 費用 各回:一般800円 高齢者・障がい者400円
  • 時間 午前の部:午前10時~午後0時 午後の部:午後2時~午後4時

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