記録 講演会 『武士の都「江戸」史料にみる武士達のすがた』

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ページ番号1010158  更新日 2020年1月25日

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おかげさまで講演会『武士の都「江戸」史料にみる武士達のすがた』は盛況のうちに終了しました!

2013年9月14日(土曜日)から、全4日間の日程で開催されました板橋区公文書館講演会は、各講演ともに盛況のうちに終了いたしました。
ご参加の皆さま、まだ残暑の厳しい日、あるいは悪天候のなかご来場いただきありがとうございました。
また今回、抽選にて惜しくも落選されたたくさんの皆さまには大変申し訳ありませんでした。
板橋区公文書館では今後とも、このようなイベントを通して公文書館の普及活動を行って参ります。またのお申し込み、ご参加を心よりお待ち申し上げております

講演会の記録

9月14日(土曜日)
「幕末の将軍権威と江戸城」
講師 藤田 英昭 氏(徳川林政史研究所)
藤田講師は、「公儀」として絶対的な権力を誇っていた徳川将軍が、幕末期、天皇(朝廷)の権威がクローズアップしてくるなかで大きな転機をむかえたことを示しながら、その具体例として、文久2年(1862)の勅使派遣と江戸城での儀礼に着目し、将軍と天皇の関係がどのように変化したのかについてお話しいただきました。

9月15日(日曜日)
「家茂の上洛と江戸の町名主」
講師 滝口 正哉 氏(東京都公文書館)
滝口講師は、文久3年(1863)2月13日の14代将軍家茂の上洛に焦点をあてた講義を行いました。3代家光以来の将軍上洛が持つ意味に触れた上で、この上洛を当時の江戸の人々がどのように受け止めたかなどといったことについて、町名主の記録から読み解いていただきました。
9月21日(土曜日)
「尾張家庭園の世界 ―天下の名園と将軍・大名―」
講師 白根 孝胤 氏(徳川林政史研究所)
白根講師からは、「天下の名園」として名高い尾張家の庭園である、市谷上屋敷の「楽々園」および下屋敷の「戸山荘」を事例に、江戸時代の大名庭園の世界についてお話しいただきました。特に将軍や大名との文化交流の実態や植栽空間としての機能などについては、古文書・絵図・古写真などの資料を駆使し、詳細な説明をいただきました。

9月22日(日曜日)
「江戸時代の武家の官位 ―加賀藩前田家を中心に―」
講師 清水 聡 氏(狛江市企画財政部市史編さん室)
清水講師は、江戸時代の大名が朝廷から授けられていた「官位」に着目し、中でも高い官位を誇った加賀藩主とその有力家臣を事例に、官位というものの概要から、江戸時代において、武家にとって官位がどのような意味を持っていたのかなどについてもお話しいただきました。

写真1
藤田講師 講演の様子
写真2
滝口講師 講演の様子

写真3
白根講師 講演の様子
写真4
清水講師 講演の様子

  • ところ 板橋区立男女平等推進センター 会議室
  • 定員 各日40人(抽選)
  • 申し込み人数 110人(大半は2日以上複数回申込者)
  • 4回分トータル申し込み件数 318件
  • 費用 各回:一般800円 高齢者・障害者400円
  • 時間 各回午後2時から午後4時まで

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