2018年2月18日 区立小・中学校作品展 閉幕しました
区立小・中学校作品展は本日2月18日午後5時をもって終了いたしました。
今日も朝からたくさんのお客様がお越しになっていました。
ご来館ありがとうございました。
板橋区立美術館は2月19日(月曜日)から2月23日(金曜日)まで展示替えのため休館し、2月24日(土曜日)から4月15日(日曜日)まで「東京←→沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」展を開催します。
東京と沖縄、戦前から戦後のアトリエ村と芸術家たちを紹介する展覧会です。
1930年代の池袋周辺には、アトリエ付き住宅が立ち並び、その様子はパリの芸術家街になぞらえて「池袋モンパルナス」と呼ばれました。隣接する落合にも画家、文学者、音楽家たちが住んでおり、戦前の池袋、落合一帯は様々な分野の芸術家が集う文化醸成の場となっていました。しかし、1941年に始まる太平洋戦争は、こうした営みを一変させ、自由な作品発表の場は失われます。
戦後「池袋モンパルナス」は再建され、次世代の画家が集まり、新たな美術運動の発信の場となりました。地上戦で壊滅状態にあった沖縄でも、学生時代を池袋や落合で過ごした画家を中心に、1948年「ニシムイ美術村」が首里に建設され、戦後沖縄の美術と文化の展開に主導的な役割を果たしました。
3つのアトリエ村は戦争や占領下の人々の拠り所となり、世代や地域、思想を超えた交流によって多様な傾向の作品が生み出されました。
本展では、池袋、落合、ニシムイに集った芸術家の作品約90点を初めて一堂に会し、3つのアトリエ村の概要と意義を明らかにすると共に、戦前から1971年の沖縄返還協定調印の頃までの東京と沖縄の文化交流の一断面を紹介します。
展覧会初日の2月24日(土曜日)には前田比呂也氏(沖縄県立博物館・美術館 前美術館副館長)、豊見山愛氏(沖縄県立博物館・美術館 美術館主任学芸員)をお招きし、対談「沖縄・ニシムイ美術村と画家たち」を開催します。午後2時~午後3時30分(午後1時開場予定)、当館1階講義室にて、申込不要、聴講無料、先着100名、当日会場へ直接お集まりください。
展覧会と関連イベントについて、詳しくは以下のページをご覧ください。
また現在、鑑賞講座「池袋、落合のアトリエ村に行って見る」(全2回)の参加者を募集しております。池袋モンパルナス、落合文化村の普段は公開されていないアトリエを訪れます。こちらは往復はがきによる事前申し込みが必要です。スケジュールや申し込み方法など、詳しくはホームページをご覧ください。
展覧会は2月24日(土曜日)から。みなさまのご来館をお待ちしております。
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