デフリンピック東京開催を求める意見書
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、当初の開催日程が1年延期となり、令和3年7月23日から9月5日までの間に開催された。
一方で、聴覚障がい者の競技大会であるデフリンピックは、パラリンピックを超える歴史がありながら、いまだに日本では開催されておらず、日本国内での認知は極めて低い状況が続いている。
デフリンピックを東京で開催することは、聴覚障がい者及び手話に対する理解を広げることはもとより、聴覚障がいのある人とない人が自由にコミュニケーションをとることができる地域共生社会を実現する上で、極めて意義深いものである。
このことは、令和元年6月28日に公布及び施行された「東京都板橋区手話言語条例」の趣旨である、手話は言語であるという認識の下に、区民の手話への理解の促進を図ることにより、地域における手話の使いやすい環境を構築することで、区民が自立した日常生活を営み、社会参加を促し、心豊かに暮らすことができる地域社会の実現に寄与するという目的にも合致する。
よって、板橋区議会は、東京都に対し、令和7年(2025年)に東京でデフリンピックを開催するよう、強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
令和3年12月10日
東京都板橋区議会議長名
東京都知事 宛
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