令和4年4月8日 区の花“ニリンソウ”が見ごろを迎えました!
区の花“ニリンソウ”が見ごろを迎えました!
区の花である“ニリンソウ”が都立赤塚公園大門地区などで見ごろを迎えている。この地区は、崖線樹林沿いに残された都内最大の自生地である。
区では、昭和55年にニリンソウを区の花に選定し、3月19日(土曜日)から4月17日(日曜日)までをニリンソウ月間として、期間中、ボランティアによるガイドツアーやニリンソウの展示会、観察会などニリンソウに関する行事を行なっている。
令和4年度は、区制施行90周年記念事業の一環として、4月15日(金曜日)より区立赤塚植物園でニリンソウを含めた記念絵はがきの販売を予定している。
都立赤塚公園・区立赤塚植物園どちらのニリンソウも来週いっぱいが見ごろとなっている。
ニリンソウの見られる公園
- 都立赤塚公園大門地区(板橋区大門)
交通:都営三田線「新高島平駅」から徒歩10分 - 区立赤塚植物園(板橋区赤塚五丁目17番14号)
交通:東武東上線「下赤塚」駅下車徒歩16分、都営地下鉄三田線「西高島平駅」下車徒歩20分 - 区立薬師の泉庭園(板橋区小豆沢3-7)
交通:都営地下鉄三田線「志村坂上」駅下車徒歩5分 - 区立小豆沢公園(板橋区小豆沢4-16)
交通:都営地下鉄三田線「志村坂上」駅下車徒歩5分 - 区立清水町みどりの公園(板橋区清水町57)
交通:都営地下鉄三田線「板橋本町」駅下車徒歩5分
ニリンソウとは
キンポウゲ科の多年草で、名前のように1本の茎から2輪ずつ咲くことが多い。雑木林など落葉広葉樹の林縁や林床のやや湿り気のある場所に生え、開花期は4月から5月頃(板橋では4月上旬)。かつては区内のいたるところで見られたが、宅地化などの影響により年々減少し、現在では都立赤塚公園大門地区など数ヵ所に自生群落が見られる程度となっており、東京都レッドリストでは、23区部において「準絶滅危惧種」に指定されている。
昭和55年10月、板橋区では、ニリンソウが生育できる自然環境を大切に守っていきたいという願いも込めて区の花として選定している。
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