板橋区職員レベルアッププラン

板橋区職員レベルアッププラン

背景・経緯

区の将来像「未来をはぐくむ緑と文化のかがやくまち“板橋”」を実現するためには、職員一人ひとりが共通の志を持ち、その実現に向けて職務を遂行していく必要があります。

そこで、平成28年度に策定した「板橋区人材育成・活用方針-ひと創り2025-」では、全職員の共通理念であり、活動の拠り所となる価値観や行動規範となる「区のクレド（信条）」として、『私たちはもてなしの心と高い使命感を持ったプロフェッショナルとして区政経営を推進します』を掲げ、クレドを実行する人材を育成してきました。

昨今の変化が激しく予測が困難な社会情勢の変化に対応するため、令和3年3月に「いたばしナンバー1実現プラン2025人材育成・活用計画」（以下：「2025計画」）を策定し、区の将来像『東京で一番住みたくなるまち』の実現に向け、3つの重点戦略「SDGs戦略」「DX戦略」「ブランド戦略」をけん引できる人材の育成と活用における展望と方向性を示しました。

令和6年1月に策定した「いたばしナンバー1実現プラン2025」改訂版では、「2025計画」で示した方向性に沿いながら、限られた職員数のもとで持続可能な区政経営を実現していくため、これまで以上に人材確保に努めるとともに、区の重点戦略を推進できる職員の育成と、職域ごとに求められる高い知識や専門性の能力開発に向けた取組を加速度的に推進していくことを示しました。

プランの位置づけ

「板橋区職員レベルアッププラン」は、「2025計画」に掲げる3つの重点戦略（SDGs戦略、DX戦略、ブランド戦略）を確実に遂行できる人材を育成するため、「職員のめざすべき姿」を具現化し、その実現に向けた、人材育成・人事施策・各部門での具体的な取組内容や制度等を示した実施計画です。

令和4年度に策定した本プランでは、「2025計画」に示した人材育成の方向性を具現化するために、「2025計画」の終期である令和7年度までにめざす新たな職員像として、“理想を描き主体的に考えチームで行動する職員”と位置付けました。

また、本プランは、毎年度設定している重点育成テーマをもとに身につけてきた力をさらに高めるために、その時の社会情勢に合わせて単年度計画として進めます。