学びの循環

学びの循環とは

現在は、「学び」の捉え方も多義的になっており、講義形式で知識をインプットする「学び」だけではなく、疑問を持ち、課題を見つけ、考えを発信し、他者と共に考え、新たな考えを創造するといったことも「学び」の重要な要素になっています。学びを一過性のものにせず、その成果を自らの日常生活や仕事にいかしたり、地域の課題解決のための活動につなげ、その中でさらに学びを深めたりすることにより、「学びの循環」が生み出されます。 また、「学びの循環」で学んだ成果を活用することを通じて、誰もが「教わった」ことを、誰かに「教える」ことができるといった循環が生まれることも期待できます。

板橋区における関連する取組

生涯学習センター

生涯学習センター内に整備されている「i-youth(あい・ゆーす)」は、「中高生・若者の活動や学習支援の場」、「中高生・若者の居場所」として、年間最大3万人を超える中高生・若者に利用されています。「i-youth(あい・ゆーす)」では、利用者である中高生・若者の自己実現に向けた活動の支援も行っており、「ダンスフェスタ」は中高生・若者が主体的に企画・運営に参画した代表的なイベントです。また、安心して過ごすことができる、学校・家庭以外の「第三の居場所」として、中高生・若者に親しまれています。

中央図書館

図書館資料の充実やICTの導入を図り、多様な区民ニーズに応える施設として改築を進め、令和3（2021）年3月28日に新中央図書館がリニューアルオープンしました。新中央図書館は平和公園と一体的に整備されており、心地よい環境の中で読書などを楽しむことができます。また、ボローニャから寄贈された貴重な国際絵本などをいかし、子どもから大人までを対象とする、区のブランド戦略の発信拠点の一つとして様々な事業を行っていきます。