重点施策8

生涯学習社会へ向けた取組の充実

板橋区には、リニューアルオープンした中央図書館や生涯学習センターなどの施設や、旧粕谷家をはじめとした価値のある文化財など、生涯学習につながる拠点が数多くあります。重点施策8では、生涯学習社会へ向け、以下の取組を充実させていきます。

（1）世代を超えた「学びの循環」に向けた支援

個別事業42　中高生・若者支援の拡充と活性化

中高生・若者支援スペース「i-youth（あい・ゆーす）」を大原・成増の生涯学習センターに設置しています。若者が自ら活動を起こし、他者と共に活動を広げる経験ができる環境を整備し、不登校などの生徒や孤立している若者にとって、安心・安全で楽しい居場所となることをめざします。

（2）中央図書館の事業拡大と「絵本のまち板橋」の推進

個別事業43　生涯を通じた読書活動の支援

成長や興味の変化、ICT化の推進など、読書環境が変化する中、必要な情報が得られる場を提供していきます。

個別事業44　「絵本のまち板橋」の推進

ボローニャとの交流や印刷産業との連携など、区の特徴をいかした文化をブランドとして戦略的に発信していきます。

個別事業45　板橋区立図書館における電子図書館の推進

すべての世代に自由読書機会を提供し、学びを選択できる社会教育の充実を図ります。また、GIGAスクール構想による一人一台端末を活用し、児童・生徒の家庭での読書活動、学習支援を進めます。

（3）板橋区の歴史・産業・文化の発信による新たな魅力・価値の創出

個別事業46　板橋区史跡公園（仮称）の整備

史跡公園を板橋区の新たなシンボルとして情報を発信していくことで、「ものづくりの板橋」としてのブランド力のさらなる向上と定着を図っていきます。

個別事業47　旧粕谷家住宅の公開

旧粕谷家住宅と赤塚地域にある美術館、郷土資料館、郷土芸能伝承館といった文化施設などとの連携を図り、文化的な魅力を多く持つ当該地域の活性化、板橋独自のブランド力の向上に資する取組を進めます。