令和4年10月1日 板橋区制施行90周年記念式典を開催しました

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ページ番号1041331  更新日 2022年10月4日

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 板橋区制施行90周年を迎えたことを記念し、10月1日(土曜日)、「板橋区制施行90周年記念式典(以下、記念式典)」が板橋区立文化会館大ホールで開催され、区政功績者や来賓など、来場した約850人とともに、90周年という節目の年を盛大に祝福した。

 板橋区は、昭和7年10月1日に市郡合併によって誕生。区では、区制施行90周年を契機に、「板橋の宝である子どもたちの未来へ、ひと・まち・みどり・文化をつなぎ、だれ一人取り残さず、成長し続ける、暮らしやすい、魅力あふれるまちへ。」をコンセプトに、様々な記念事業を展開。本日(1日)の記念式典も、記念事業の一環で開催された。

 午後1時30分、板橋区吹奏楽団による勇ましいオープニングセレモニー演奏で記念式典が開会。

 区政功績者への感謝状贈呈では、地方自治の発展や地域福祉の向上など、7分野において尽力された方796名と、団体特別表彰として新型コロナウイルス感染症拡大防止に尽力された16団体が表彰された。坂本健(さかもと・たけし)板橋区長から、代表者7名と1団体に対し感謝状が贈呈され、長年にわたる区政への多大なる功績が称えられた。

 引き続き行われた名誉区民顕彰式では、板橋区として初となる名誉区民の称号が、冒険家の植村直己(うえむら・なおみ)氏に贈られた。彼の足跡をたどるプロフィールムービー放映の後、夫人である植村公子(うえむら・きみこ)氏に、坂本区長から名誉区民称号記と勲章、花束が贈呈された。

 名誉区民顕彰は、広く区民に敬愛され、社会に希望と活力を与え、卓越した業績により歴史に名を刻む方に贈る称号として、区制施行90周年を記念して制度が創設された。植村直己氏は、昭和44年から昭和59年にマッキンリー単独登頂後の下山中に消息を絶つまで、板橋区に在住していた。エベレスト登頂をはじめ、北極圏1万2千キロの走破、北極点単独到達など歴史に残る冒険は板橋から始まった。記念式典来場者に配付された、名誉区民の経歴を紹介する「名誉区民小伝」では、「どのような状況におかれても、人間らしい豊かな心で目標に向かって努力する彼の『ウエムラ・スピリット』を永く後世に伝えてゆくとともに、広く区民が敬愛し、誇りとするところである」旨、綴られている。

 その後、坂本区長から式辞があり、「板橋区は、昭和7年10月1日に誕生し、昭和・平成・令和という時代の変遷の中で、区民の皆様・区議会の皆様とともに様々な課題を乗り越え、発展を遂げてまいりました。区制施行90周年の今年は変革の節目を迎えているとも感じており、これまでの成果や伝統を継承しながらも、こうした新たな時代へ果敢にチャレンジしていく刷新の精神で、板橋区がさらに発展し、飛躍するための契機にしたい」旨、述べられた。式辞後、各来賓からの祝辞が述べられるとともに、板橋区観光大使である歌舞伎役者の坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)氏からお祝いのビデオメッセージが届けられ、会場全体を包む祝福のムードに華が添えられた。

 午後3時からは、板橋区在住で、令和元年に国の重要無形文化財(人間国宝)に認定され、令和2年に板橋区民栄誉賞を受賞された、講談師の神田松鯉(かんだ・しょうり)氏より、講談「水戸黄門記『出世の高松』」が披露された。長編連続物の復活・継承に積極的に取り組んでいる神田氏の、伝統的な技法を高度に体現した講談に、来場者は時を忘れて聞き入るとともに、終盤にかけての盛り上がりとともに会場は拍手の渦に包まれ、盛況のうちに記念式典は閉会となった。

 なお、当日の式典内容は、YouTube板橋区公式チャンネルでLIVE配信を行った。式典のダイジェスト版と、式典用に作成した区のプロモーションビデオを、10月末まで同チャンネル内で配信する予定。

写真:式典の様子
式典の様子
写真:オープニングセレモニー
オープニングセレモニー演奏
写真:区政功績者表彰
区政功績者表彰
写真:名誉区民顕彰
名誉区民顕彰(右:植村公子氏)
写真:式辞
式辞を読む坂本区長
写真:神田松鯉氏講談
人間国宝、神田松鯉氏講談

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