令和5年1月30日　令和5年度当初予算案プレス発表を行いました

令和5年度当初予算案プレス発表に伴う区長記者会見を行いました！

1月30日（月曜日）、板橋区役所において、令和5年度当初予算案発表に伴う区長記者会見を行いました。
令和5年度当初予算は、『 明日につなげ 未来を描く「みんなのくらし 応援予算」 』といたしました。
新型コロナ及び物価高騰などに、適時・的確に対応していくとともに、社会問題となっている課題や多様な困りごとに寄り添い、潤いのある日々のくらしの実現を応援していくことが特徴です。
そして、「いたばしNo.1実現プラン2025」の重点戦略の3つの柱を着実に推進し、若い世代の定住化や交流人口の増加、経済の活性化を図ることで「東京で一番住みたくなるまち」、未来につながるまちづくりを進めてまいります。

令和5度当初予算案プレス発表では、喫緊の課題である、新型コロナウイルス感染症対策主要事業及び物価高克服・地域経済活性化対策事業と「いたばしNo.1現プラン2025」の重点戦略の3つの柱の中から10事業を紹介しています。

令和5年度当初予算案の主要事業

令和5年度当初予算案の主要事業10項目のなかから、いち押し事業5つを掲載します。

絵本がつなぐ持続可能都市！SDGs未来都市”いたばし” ローカライズプロジェクト

• 予算額：25,016千円
  区は令和4年5月、国からSDGs未来都市に選定されました。これを契機に、広く区民・企業等がSDGsを自分ごととして捉え、学び、目標をもって行動する（このことをローカライズと呼びます）きっかけづくりに取り組みます。
  ローカライズを進めていくにあたっては、「絵本のまち板橋」の推進と連携し、絵本の持つ「分かりやすさ」「親しみやすさ」の特長を活かしながら、SDGsの普及啓発を展開していきます。

ワンストップ窓口と地域ネットワーク強化で、生活の困りごとをまるごとサポート!

• 予算額：261,288千円
  近年の少子高齢化や地域におけるつながりの希薄化をはじめ、価値観の多様化や家族・地域社会の変容などを背景に地域生活課題は複雑化・複合化してきています。
  区では、これまで生活困窮者や高齢者等の保健・福祉分野の支援について、それぞれに対応した関連施策をきめ細かに行ってきました。
  今回、生活に関わる相談窓口のワンストップ化を図るほか、地域と行政等の関係機関をつなぐ地域福祉コーディネーターのモデル配置を行い、区民の抱える課題に対し、区・地域・関係機関が連携・協力し、より区民に寄り添う包括的で伴走型の相談支援体制を整えていきます。

すべての子どもが安心して活躍できるまちをめざして！子どもの生活環境支援

• 予算額：49,477千円
  近年、子どもや若者を取り巻く環境の変化による社会問題の深刻化が大きな課題となっています。
  区では、未来を担うすべての子どもや若者が健やかに成長し、自立・活躍できるよう地域社会と協力し支援に取り組んでいます。令和5年度は、これまでの取組に加え、生きることに欠かせない『食』に関する支援や児童養護施設卒園者等の自立支援、ヤングケアラーの支援に向けた実態調査等にも取り組んでいきます。

区民生活のさらなる利便性向上へ！いたばしDX推進強化事業

• 予算額：629,917千円
  区では、ポストコロナ時代に向けた変化を変革の好機と捉え、DX を推進することによって区民サービスの質を高めていくため、区役所戸籍住民課窓口における「書かない窓口の導入」や「区公式LINEの導入」など、これまでのDX推進事業に加え、新たな強化推進事業に取り組みます。
  ICT の利便性を享受できるような環境を構築し、区民ニーズの多様化や新型コロナウイルスを契機として新たに顕在化した課題への対応など、時代の要請にあった各種施策・事業を実施します。

新しいページをめくるように。「絵本のまち板橋」プロジェクト拡大中！

• 予算額：67,003千円
  令和3年に策定した「いたばしNo1実現プラン2025」重点戦略の3つの柱のひとつである「ブランド戦略」の展開として、「絵本のまち板橋」を位置付けています。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展の開催や外国語絵本の蔵書、印刷製本業の集積など、絵本に関する資源を活かし、絵本文化のさらなる展開・発信を区全体で推進していきます。
  これにより、絵本と産業的・文化的関わりが深い板橋区で、あらゆる人が（子どもから大人、絵本をつくる人から楽しむ人など）、それぞれの関わり方で（読む、学ぶ、創る、届けるなど）、絵本でつながり、にぎわいが生まれるまちをめざします。

令和5年度当初予算案プレス発表の資料は、下部の添付ファイルをご覧ください。