「もったいない」食品ロスを減らそう!

食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のこと。
【日本国内の食品ロス】(出典:環境省・農林水産省「令和2年度推計」)
年間522万トン≒ 国連WFP(国連世界食糧計画)による世界全体の食料援助量(年間約420万トン)× 約1.2倍
日本人一人当たりの食品ロス量を試算すると「お茶碗約1杯分(約113グラム)」の食べ物が毎日捨てられている計算になります。
522万トンの食品ロスのうち、247万トンは家庭から、275万トンは事業者からのものです。
買い物・調理・食事などの場面で気をつけると、家庭での食品ロスを減らすことができます。
詳しくは、下記添付ファイル(食べきりチャレンジリーフレット「いたばし みんなの食べきりチャレンジ」)よりご確認ください。
食品ロスの削減目標
日本では、2000年度比で、2030年度までに、食品ロス量を半減させるという削減目標が定められています。(上記図表:環境省・農林水産省資料より作成)
- 世界では、10人に1人が栄養不足と言われています。
- 日本での食料自給率は37%で、多くの食品を輸入に頼っています。
- 日本人1人当たり、毎日お茶碗1杯分の食べ物が捨てられています。
- 日本人1人当たり、毎日約30グラム程度の食品ロスの削減に取り組むことで、食品ロス量の半減という削減目標を達成することができます。
- 板橋区では、1日80グラムのごみの削減を目標としています。そのうち3分の1を食品ロスの削減に取り組んでみましょう。
食品ロスの現状を知り、1人1人が自分にできることを取り組んでいく必要があります。
(出典:農林水産省ホームページ、板橋区一般廃棄物処理基本計画2025、数値データについては、左記より算出。)
家庭における食品ロスの内訳[1] 「食べ残し」 42.5%
食事として使用・提供されていたが食べ残され廃棄されたもの
作りすぎ防止やメニューの改善なども効果的です。食べられる分だけ作るようにしましょう。
家庭における食品ロスの内訳[2] 「過剰除去」 13.4%
調理時などに食べられる部分まで過剰に除去されたもの
皮の厚剥き、へたの切り落とし過ぎ・・・など。少し気に掛けると減らすことができます。
家庭における食品ロスの内訳[3] 「直接廃棄」 44.1%
消費期限や賞味期限を超えたことにより、食事として使用・提供せずにそのまま廃棄されたもの
買い物前には冷蔵庫の中をチェックし、食べられる分を購入するようにしましょう。
(データの出典:令和2年度推計・環境省資料より)
ご存知ですか?「消費期限」と「賞味期限」
いずれも、開封していない状態で、表示されている保存方法で保存した場合の期限です。
- 消費期限(しょうひきげん):期限を過ぎたら食べないほうがよい期限(安全性の保証期間)
- 賞味期限(しょうみきげん):おいしく食べることができる期限。この期限を過ぎても、すぐに食べられないということではありません!
(資料参考:消費者庁 啓発用パンフレット/基礎編(令和元年10月))
備蓄用食材を活用してみよう
非常食など保管して、そのまま賞味期限が切れて捨てられていることはないですか。
日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法を「ローリングストック法」と言います。
食品を廃棄することなく上手に活用できれば、食品ロスを減らすことに繋がります。
賞味期限切れを防ぎながら、日常生活で使った分を買い足して備蓄するレシピを紹介します。

板橋区×淑徳大学の学生による動画CMの紹介
平成31年4月公開。淑徳大学の学生のみなさんで制作した「食品ロス削減」を訴える、動画の紹介ページです。
消費者庁の取り組み
消費者庁では、食品ロス削減についてまとめた特設サイトを公開しています。食品ロスに関するガイドブックや食材を無駄にしないレシピなど、最新情報を紹介しています。暮らしの参考にぜひお役立てください。
「もったいない」の気持ちを大切に、できることから取り組んで、食品ロスを減らしましょう。
志村第四小学校の取り組み
志村第四小学校 5年1組のみなさんが、1年を通して食品ロスについて勉強し、その成果をまとめてくれました。
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