福祉避難所

福祉避難所とは

　福祉避難所とは、区立小中学校などに設置される避難所での生活に支障が生じる高齢者や障がい者、その他の特別な配慮を必要とされる避難者を対象に開設される避難所です。

　福祉避難所は、平常時には入所・通所施設として運営をしている施設であり、災害時には、区の要請に基づき、各施設の安全確保や職員の配置の確認をした上で開設する二次的な避難所です。福祉避難所としての開設は災害発生後から概ね3日程度経過後を想定しています。原則、災害発生直後から避難所として利用することはできませんので、災害時に、自宅の被災などにより生活の場を失った方は、まず最寄りの区立小中学校などの避難所に避難してください。

　板橋区では、「災害時における福祉避難所をしての施設利用に関する協定書」に基づき、災害時に社会福祉施設などに要配慮者の受入れについて協力を要請することとしています。

 

大規模な災害発生時の避難行動（イメージ図）

福祉避難所の対象となる方

　高齢者、障がい者等の要配慮者のうち、避難所に避難したものの、避難生活が著しく困難な方で、特別養護老人ホーム又は老人短期入所施設等へ入所するに至らない程度の避難者とその家族支援者等（原則1名）を対象としています。

　また、ご本人の状況などを確認したうえで、区が福祉避難所の開設状況や受入人数などから受入調整を行い、福祉避難所を利用していただくことになります。

　なお、福祉避難所の受入人数にも限りがありますので、より優先すべき（重度の方など）方からご利用いただくことになりますのでご理解いただきますようお願いいたします。