氷川図書館ストーリー
中央図書館以外のお近くの図書館でも、それぞれ特色ある事業に取組んでいます。
今回は、氷川図書館の取組を紹介します。
1月は「干支」、2月は「鬼はそと」、季節を感じる展示コーナー
1階児童書コーナーでは、時期や季節を感じる展示を毎月変更しています。
展示する絵本は、児童書担当職員が選ぶ60冊です。
このほか、毎月23日にも家庭読書の日に合わせ、テーマを設定して20冊ほどを展示しています。
ともに人気で、利用者の方にどんどん貸し出されてしまいます。
変更するたびにホームページなどで周知しています。
来館の際は、ぜひ展示コーナーをチェックしてみてください。
おはなし会のテーマや展示にもひと工夫
赤ちゃんおはなし会は30分、手遊びや大型絵本の読み聞かせをしています。
赤ちゃんアートで記念の1枚をパチリ。
おはなし会では、テーマに合わせて会場に絵本を展示しています。
おはなしを聞いたのち、興味を持っていただいた方にはその場で選ぶことができます。
小学生向けは、春と冬に開催する「こわいおはなし会」が大人気です。
会場を暗くして、効果音も加え、より一層楽しんでもらえるよう工夫しています。
読書が好きになる、読みたい本が見つかる
乳幼児期に図書館を利用していても、就学とともに足が遠のいてしまう。
小学生になっても、継続して図書館にきてほしい。
氷川図書館では、特に小学生向けの展示やイベントに積極的に取組んでいます。
楽しみながら読む力がつく「アニマシオン」
話者がわざと間違えて読み、それを気づかせるなど、レクリエーションを通じて読む力が身につきます。
子どもだけでなく、大人も一緒になって、頭を働かせて楽しめます。
読み聞かせと、ついつい読みたくなる本の紹介「ブックトーク」
「色」「雨」「挑戦」「夢」など、毎回テーマを設定し、関連した本の読み聞かせと、本の紹介をしています。
次に読む1冊の参考にしてください。
英語絵本の積極的な活用-利用者の声に応えて-
利用者の声から、英語おはなし会などの取組みが始まりました。
しばらくは英語の得意な職員が対応していましたが、退職となり休止となってしまいました。
そこで、ボランティア養成講座などを実施し、講座修了者の協力により再開できました。
また、「いたばし国際絵本翻訳大賞」の応募サポートにも取組んでいます。
募集期間に合わせて講座を開催、区外だけでなく、都外など遠方からも問い合わせがあります。
毎年、締め切り前に定員に達するほど好評です。
カフェやレストランでも図書館の本を
図書館以外でも本にふれて、親しんでほしいと考えています。
そこで、近隣のカフェなど5か所に図書館の本を展示、
お店からの要望でお店の雰囲気に合った本を毎月更新しています。
借りたい本が見つかったら、図書館をご利用ください。