おはなし会サポーターのストーリー

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板橋区内の小学校、児童館、高齢者施設などをまわり、絵本の読み聞かせを行うおはなしサポーター。

今回は、読み聞かせボランティア団体「おはなしフレンズ・いたばし」の村石 貢一さんに話を聞きました。

【紹介】おはなしフレンズ・いたばし(村石 貢一)

2015年に板橋区と健康長寿医療センターにより開催された「シニアの絵本読み聞かせ講座」を受講した方々の中から有志で、2016年3月に「おはなしフレンズ・いたばし」が結成されました。

現在は総勢67名で、区内の小学校やあいキッズ、児童館、図書館、高齢者施設で月1回、読み聞かせの活動をしています。

村石さん

勉強会→本番→定例会(活動内容)

活動内容は主に3つあります。

まずは、みなさんが一番にイメージできる、絵本の読み聞かせ(本番)です。毎月1回、区内の施設で読み聞かせを行っています。

2つ目は、読み聞かせ技術向上ための勉強会です。一人ひとりが持ち寄った絵本を読み合い、先生からアドバイスを受けたり、新刊本の紹介をしていただいています。

3つ目は、毎月の定例会です。読み聞かせ(本番)を終えて、その回の振り返りや情報共有をメンバーと行い、次回の活動に活かすようにしています。また、会の運営について様々な課題も話し合っています。

私たちの活動を通して「絵本のまち板橋」を盛り上げていきたいですね。

読み聞かせ2

絵本選書の基準

とても当たり前のことですが、まずは聞き手の年代を確認し、その年齢にあった内容の絵本を選びます。また、季節に合った内容やクリスマス、節分などのイベントに合わせて絵本を選ぶこともあります。

あとはやはり、読み手が読んで面白いと思う絵本を選んだ方が、聞き手にも伝わりやすいと思うので、純粋に自分が面白いと思える絵本を選ぶことが多いです。

よりよい読み聞かせにするために

読み聞かせは、絵本の文字をただ読むだけでは絵本の楽しさや面白さは表現できません。

そのため、本番前に何度も絵本を読み込んで内容を頭に入れ、物語の山場などを考えて読むようにしています。

また、声の大きさやリズム、緩急のつけ方、ページをめくるときのスピードなど、基本的なことを意識しながら「聞き手に届いてほしい」という気持ちで読んでいます。

読み聞かせ1

読み聞かせボランティアの魅力、やっていてよかったと思うこと

「絵本」を通して様々な人たちと交流できることです。

一緒に読み聞かせを行うメンバーとは、本番に向けて二度三度打ち合わせを行い、交流を深めています。このように仕事を定年退職した後に、新たなコニュニティで仲間ができたことはボランティアを始めてよかったことです。

また、区内の各施設で読み聞かせを行うことで、子どもたちと世代間交流できることも魅力です。

読み終えたあと、子どもたちが「また来てね!」と言ってくれると、「絵本」を楽しんでもらえたのだなと実感でき、とてもうれしい気持ちになります。

オススメの絵本

「とべ、バッタ」

作:田島征三

出版社:偕成社

オススメな理由:絵が力強く描かれているところがお気に入りです。また、恐ろしい天敵から身を守るため、小さな茂みに隠れ住んでいたバッタが決心して、大空に向かって飛んでいく姿は、子どもだけでなく、大人も元気がないときなどに読むととても力をもらえる絵本です。

空に向かって飛んだバッタはどうなったのか…みなさんもぜひ読んでみてください。

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