志村第四小学校(令和4年10月14日訪問)

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ページ番号1041600  更新日 2022年10月20日

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教育長ぶらっと訪問

板橋区教科等指導専門官 志村第四小学校 髙桑 美幸指導教諭の公開授業を参観して

 今日も質の高い素敵な授業、丁寧に指導に当たる先生と熱心に取り組む子どもたちの姿を見ることができ感激しています。髙桑先生は授業力の高さから、東京都の小学校国語科の指導教諭及び板橋区の教科等指導専門官に認定され、板橋区の授業革新の先導役として活躍されています。今日は、同校4年4組の国語科の授業を公開していただきました。板橋区のめざす「読み解く力」(Input・Think・Output)の育成と、その学び方の根底にある「板橋区授業スタンダード」がベストミックスされていました。


1 わかりやすい板書

2 今日の流れとポイント

3 虎の巻!


 チャイムと同時に、髙桑先生の笑顔とやさしい口調に子どもたちは惹きつけられ学習意欲満々という雰囲気で授業がスタートしました。本単元は、「山場のある物語を書こう」という教科書の内容をアレンジし、最初から最後まで子どもたちに構想をさせ、物語の創作をさせる内容です。

 先生からの今日のめあて「表現のコツを使って下書きを書こう(後半)」の確認の後、本時の学習の流れやポイントについて、黒板や掲示物を使って分かりやすい説明がありました。個人での創作活動を20分間と提示したときの子どもたちの少ないなあという反応とともに、前の時間に書いた子どもたち一人一人の下書き用原稿用紙への、先生の丁寧な助言が加わり、子どもたちの「続きを書く」いや、「続きをすぐに書きたい」という意欲が伝わってきました。


4 みんな真剣

5 脳みそから汗かきながら

6 時間が足りないな


 創作活動が始まるや、教室の中は鉛筆が走る音と辞書を開く音、そして先生の個別指導の声だけが聞こえました。どの子も、脳みそから汗を流しつつも楽しそうに鉛筆を滑らしていました。子どもたちの表現の豊かさを助ける虎の巻のようなものも子どもたちは有効活用して、表現方法を工夫していました。時々頭に手を置いて考えるしぐさをする子や、先生にヒントをもらい「そうか!」とうれしそうな表情をする子はいても、途中で投げ出すような仕草をする子は全く見当たらず、先生の「あと5分いりますか?」の声に、全員が「はい」と答え、その集中力にびっくり。ゲームに夢中になることと同様、意欲があれば、楽しければ子どもは時間を忘れて取り組むものだなと教えられました。この後、3人組になりそれぞれの物語を読み合い、先生の「よいところを伝えて!」の言葉通り、友達の良いところ探しに夢中になっていました。時間が来てしまい、授業の振り返りをしましたが、どの子もこの45分の自分の学びに満足感そして達成感を感じていたようでした。

 髙桑先生は授業の8割を子どもたちの活動や学びに充てることをめざされているとおっしゃっていました。おそらく、どの授業でもこういった子ども中心の授業が展開されていることでしょう。


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