「いたばし good balance 会社賞 2020」 受賞企業紹介
板橋区では、ワーク・ライフ・バランスやダイバーシティ&インクルージョンの推進に積極的に取り組んでいる企業等を表彰する「いたばし good balance 会社賞」を、2012年度から毎年実施しています。
2020年度は、計4社が受賞し、板橋区役所 区長室にて、11月17日(火曜日)に表彰式が行われました。
2020受賞企業紹介
※受賞企業は、以下6項目について積極的に取り組んでいます。
- 長時間労働削減
- 年次有給休暇の取得促進
- 仕事と育児、介護の両立支援
- 男女がともに働きやすい職場づくり
- 地域活動への貢献
- その他のワーク・ライフ・バランス及びダイバーシティ&インクルージョンに関する取組(多様な人材活用など)
※受賞企業の取組は、男女社会参画課が発行した『2021働き方を変える』も併せてご覧ください。
※受賞企業の情報は2020年11月1日現在のものです。
コアマイクロシステムズ株式会社
【代表者名】 代表取締役 高橋 晶三
【創業年月】 1992年10月
【業種・事業】 コンピュータ製造・販売、コンサルティング業
【総従業員数】 21人(男性 16人、女性 5人)
<自社の強みを活かした業務の効率化>
アプリの開発・導入
スマートフォン等のブラウザ上で社員の行動予定を共有できるアプリを開発。事業所間の連携がスムーズになり、業務の効率化につながっただけでなく、介護等の急な予定にも対応がしやすくなりました。
他の社員の休暇日程も確認しながら予定を立てられるので、年休の取得率も上昇、夏季休暇の取得率も100%を実現しています。
シニア人材の活躍
シニア人材を積極的に雇用し、70歳代の社員が現役時代と同様の活躍をしている姿を見せることで、若い世代に将来への期待感・安心感を与えています。
その他、人材募集の際に履歴書の性別欄を削除したり、就業規則に各種ハラスメントの禁止を明文化するなど、多様な人材が働きやすい職場作りのため細やかな配慮がなされています。
「浮間公園で泳ごう」
地域と連携した防災活動や清掃活動など、地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。
現在は、浮間公園の池を昔のように泳げるようにしたいというテーマで、「浮間公園で泳ごうプロジェクト」をたちあげ、浮間公園サービスセンターと連携した水質改善の取組に着手しています。
株式会社シエロ
【代表者名】 代表取締役 小林 裕
【創業年月】 2001年5月
【業種・事業】 情報サービス業
【総従業員数】 45人(男性32人、女性 13人)
<積極的な在宅勤務支援で柔軟な働き方を>
手厚い在宅勤務手当
在宅勤務を積極的に推進し、自宅の仕事環境整備のための費用補助や通信機器の貸与、光熱費支給など手厚い支援を行っています。
通勤時間がなくなることで、家族と過ごす時間が増加し、育児・介護との両立もしやすくなりました。
現在、全体の半数以上の社員が在宅勤務を行っており、コロナ収束後も継続する見通しです。
多能工化の推進
限られた人に業務が集中しないよう、多能工化を進め、柔軟なチーム編成ができるようにしています。
また、在宅勤務化を進めるタイミングで最新PCを30台導入し、制作部の作業効率を改善したほか、連絡事項はなるべくデータで共有し、会議の開催を最小限に留めることでも、長時間労働の削減を図っています。
女性管理職の活躍
女性の管理職を積極的に登用することで一般の女性社員の良い目標になり、全体の相乗効果を生んでいます。
また、「セクシュアル・ハラスメント対策委員会」を設置したり、結婚後の旧姓使用を認めたりするなど、女性が働きやすい職場づくりを意欲的に進めています。
東京信用金庫 上板橋支店
【代表者名】 支店長 多田 直広
【創業年月】 1956年1月
【業種・事業】 金融業
【総従業員数】 16人(男性 12人、女性 4人)
<手厚いケアで「子育て職員」を後押し>
職場復帰の後押し
職員の希望に応じて2歳まで取得できる育児休業制度や、小学校就学前まで可能な短時間勤務など、子育てを後押しする取組を多く行っています。
育児休業からの復帰者には賞与の上乗せ支給もあり、また、復帰後の配属も通勤時間を考慮して決められるなど、仕事と育児を両立しやすい環境が整えられています。
育休者への支援
安心して子育てができるよう、育休取得前から復帰後に利用できる制度等を分かりやすくまとめた「子育てをしながら働く人のためのQ&A」を作成し、職員に配布しています。
また、育児休業中も通信講座や検定試験等の自己啓発の案内を行い、育児の合間もスキルを磨くことで、キャリアアップに繋がるようバックアップしています。
子育て職員の声
女性活躍の現状や、職場環境についてホームページ上で積極的に情報発信を行っています。
特に、「子育て職員の声」を特集したページでは、育児休業中に嬉しかったサポートや、仕事との両立のために職員が行っている工夫などが掲載されており、就職活動中の学生や、これから育児休業に入る職員の参考になっています。
森本鐵鋼産業株式会社
【代表者名】 代表取締役 森本 勝好
【創業年月】 1960年4月
【業種・事業】 製鋼原料のリサイクル事業、産業廃棄物中間処理業等
【総従業員数】 18人(男性 9人、女性 9人)
<大胆な業務改善と男性の育児参加促進>
積極的な業務改善策
従業員の意見を業務改善に反映するため、業務改善箱や、業務改善表彰制度を設けているほか、月に数回の「生産会議」を通じて意見共有を行っています。
往来に時間がかかっていた倉庫に開口部を作るなど、大胆な提案も積極的に採用され、自分たちのアイディアが実現する面白さが社員のモチベーションにもつながっています。
男性の育児参加促進
仕事と育児・介護の両立支援に取り組んでおり、特に配偶者の出産休暇制度など、男性の育児参加を積極的に推進しています。
子どもの学校行事に伴う休暇取得を推奨しているほか、毎年10月の「もりもとパパ月間」では子どもの職業体験や子どもに読ませたい本の購入費用の補助も行っています。
地域に密着した取組
地域の学校への職業講話やインターンシップの受入れを積極的に行っており、2020年11月までに累計140名もの学生を受け入れています。
防災活動や清掃美化活動への参加・協力のほか、不用品の無償回収も行い、近隣の不法投棄ゴミの削減に貢献するなど、地域に根差した企業として区民の信頼を得ています。
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