アーバンデザインセンター高島平(UDCTak)について
アーバンデザインセンター高島平(UDCTak)の設立について
高島平地域グランドデザイン(平成27年10月策定)で掲げた将来に向けた都市デザインを実現するためには、地域で暮らし、活動する多くの人々の議論や取り組みを促進し、長期継続的なまちづくりを実行していく必要があります。そのため、人・情報・地域課題が集まり、まちづくりの推進機能を担う「受け皿」として、「民・学・公」連携の組織である「デザインセンター」の設立準備を「デザインセンター設立準備会(以下、「準備会」という。)」を設置し、進めてきました。
こうした中、平成28年7月に準備会よりこれまでの検討事項をまとめた「高島平地域におけるデザインセンター設立検討報告書」が提言され、この度、アーバンデザインセンターとしては、都内初となる「アーバンデザインセンター高島平(UDCTak)」として設立する運びとなりました。
設立の意義
高島平地域のまちづくりを進めるうえでは、担い手の固定化や連携、検討の少なさ、議論・学習の場の不足という課題が存在します。こうした課題を解決するには、地域の力を結集してまちのリデザインの推進機能となる拠点(組織・機能)を設置することが有効であり、グランドデザインで示した「高島平デザインセンター」は、「アーバンデザインセンター方式」として構築することとなりました。
[アーバンデザインセンターを設置する4つの意義]
- 未来志向で、多様な主体がまちの将来ビジョンを議論し共有するための場となる
- 従来型のまちづくりの枠組みを超えて民・学・公が連携し、新たなプロジェクトを具現化する場となる
- 若い世代を含む新たなまちづくりの担い手を育て巻き込むオープンな場となる
- 地域の空間的資源を生かして都市のリデザインとマネジメントを行う専門機関となる
※アーバンデザインセンターとは
千葉県柏市に2006年に設立された「柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)」から始まった、民・学・公連携のまちづくりの仕組みです。その特徴として以下の3点があげられます。
- 明確な地域ビジョン(テーマ)を持って活動すること
- 従来型のまちづくりの組織体の枠組みを超えた民・学・公のフラットな連携を志向すること
- (公共)空間デザインに軸足を置き専門性を持つこと(中立的な専門家の参加)
アーバンデザインセンターは、参加型・協働型まちづくりの一つの形とみることもできますが、これまでのまちづくりに多い、行政と地元(住民や事業者)の関係だけではなく、ここにまちづくりの専門家が一員として関与し、調査・研究やビジョンの立案と、これに基づく取組の推進を積極的にコーディネートするという点が、特徴となっています。
名称について
アーバンデザインセンター高島平
※略称「UDCTak(ユー・ディー・シー・タック)」
活動対象エリア
高島平一丁目から九丁目(活動内容に応じて、隣接する地区も対象とする場合があります。)
主な活動
地域課題の解決や新たなまちづくりの展開を研究・提案し、社会・実証実験などを行いながら積極的に事業を推進し、まちのブランド力向上に努めます。
プロムナードの再整備
魅力的な散策道としてリニューアルするとともに、整備を機会に、プロムナードを活用する新たなイベントなども地域と一体で企画していきます。
旧高七小跡地プロジェクト及び、周辺まちづくりの検討
旧高七小跡地を含む公共用地の再整備や、まちづくりに向けた具体的な検討を専門家や関係機関、民間事業者を交えて行い、関係機関へ提言します。
こども×まち 未来の担い手育成プロジェクト
子育て世代の参画や未来を担う子ども達の育成を促すための、イベントを企画し、実施します。
広報ツールの作成と充実
まちの魅力やUDCTakの取り組みを、各種媒体やメディアを通じて広く地域内外に情報発信し、ブランド力向上とシビックプライドの醸成をめざします。
デザインスクール
建築やまちづくりの学識経験者や大学生、まちづくり分野で実務に携わる企業や行政の職員などと地域住民が、関心の高いまちの課題等について、リレー式講義やワークショップを通して、新たな公共空間のデザインにつなげていきます。
情報発信について
UDCTakでは、情報発信ツールとしてホームページとFacebookページを立ち上げています。アドレスは、以下のとおりです。
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このページに関するお問い合わせ
まちづくり推進室 高島平まちづくり推進課
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2183 ファクス:03-3579-5437
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