【平成19年4月1日まで生まれで20歳未満の方】日本脳炎ワクチンを接種していない方へ
注:20歳の誕生日以降に接種すると全額自己負担です。
平成17年5月から平成21年度末までの接種勧奨の差し控えにより、日本脳炎ワクチン定期接種の機会を逃した方に、公平な接種機会を確保する観点から、平成22年度から接種勧奨を再開し、平成23年度から改めて接種の機会を提供しています。
過去にご自身が日本脳炎ワクチンを接種したかどうかは、母子健康手帳や予防接種済証でご確認ください。既に4回の接種が完了している場合は、接種は不要です。
日本脳炎について
日本脳炎は日本脳炎ウイルスの感染で起こります。
人から直接ではなく、ブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。日本脳炎ウイルスに感染した100~1000人に1人が日本脳炎を発症します。発症すると、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。致死率は20~40%で、神経の後遺症を残す人は生存者の45~70%です。子どもは特に重度の障害を残すことが多いとされています。日本脳炎は人から人への感染はありません。
ブタの抗体保有状況から、日本脳炎ウイルスの存在は、西日本を中心に広い地域で確認されています。近年は予防接種の普及などで減少していますが、少数ながら毎年10人未満の患者の報告があります。
接種対象者(無料(全額公費負担))
平成7年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた方で、日本脳炎ワクチン接種を完了していない方
注:16歳以上の方は保護者の同意や同伴は不要です。おひとりで接種を受けられます。
無料(全額公費負担)接種期間
20歳の誕生日の前日まで
注:20歳の誕生日以降に接種すると全額自己負担です。
予診票発送
以下のスケジュールで発送しました。
注:書類が見当たらなくなってしまった場合や、発送時期より後に板橋区に転入した場合は、電子申請または健康福祉センター(区内5か所)での窓口発行をご利用ください。
発送年度 | 対象の生年月日 | 発送物(お知らせの種類) | 発送時期 |
---|---|---|---|
平成23年度 | 平成12年9月1日~平成14年8月31日生 | 予診票3枚(初回2回分、追加分) | 23年8月末頃 |
平成23年度 | 平成14年9月1日~平成15年4月30日生 | 予診票3枚(初回2回分、追加分) | 9歳のお誕生日の前月末頃 |
平成24年度 | 平成15年5月1日~平成16年4月30日生 | 予診票2枚(初回2回分) | 9歳のお誕生日の前月末頃 |
平成24年度 | 平成16年5月1日~平成17年4月30日生 | 予診票2枚(初回2回分) | 8歳のお誕生日の前月末頃 |
平成24年度 | 平成14年4月2日~平成15年4月30日生 | はがき(追加分) | 10歳のお誕生日の前月末頃 |
平成25年度 | 平成17年5月1日~平成18年3月31日生 | 予診票2枚(初回2回分) | 8歳のお誕生日の前月末頃 ※初回分の再勧奨は終了。 |
平成25年度 | 平成15年5月1日~平成16年4月30日生 | 予診票(追加分) | 10歳のお誕生日の前月末頃 |
平成25年度 | 平成16年5月1日~平成17年4月30日生 | 予診票(追加分) | 9歳のお誕生日の前月末頃 |
平成25年度 | 平成18年4月1日~平成19年4月30日生 | はがき(第1期について) | 7歳のお誕生日の前月末頃 |
平成26年度 | 平成17年4月2日~平成18年3月31日生 | 予診票(追加分) | 9歳のお誕生日の前月末頃 ※追加分の再勧奨は終了。 |
日本脳炎特例第2期(お知らせハガキ)
18歳になる年度の4月末頃(平成25年度から発送)
接種回数
全4回
注:全4回は正式には「第1期初回1回目、第1期初回2回目、第1期追加、第2期」という名称です。
平成23年(2011年)5月19日までに1回以上接種を受けたことがある方
残りの回数をそれぞれ6日以上の間隔で接種します。
例:平成23年5月19日までに1回目接種のみを受けた場合(残り3回)
- まず、2回目を接種します。
- 3回目(第1期追加)は、2回目接種から6日以上の間隔を空けてください。
- 4回目(第2期)は、3回目(第1期追加)接種から6日以上の間隔を空けてください。
平成23年(2011年)5月19日までに接種を受けたことがない方
全4回を以下のスケジュールで接種します。
- まず、1回目を接種します。
- 2回目は、1回目接種から標準的には6日から28日(最短で6日以上)の間隔を空けてください。
- 3回目(第1期追加)は、2回目接種から標準的には1年以上(最短で6か月以上)の間隔を空けてください。
- 4回目(第2期)は、3回目(第1期追加)接種から6日以上の間隔を空けてください。
接種場所
板橋区内の協力医療機関 または 23区内の各区と契約した協力医療機関
各区の協力医療機関は各区の予防接種担当課もしくは医療機関にご確認ください。
医療機関によっては接種が予約制の場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
接種当日の持ち物
- 特例日本脳炎ワクチン接種予診票
- 母子健康手帳
- マイナンバーカード(マイナ保険証)・子ども医療証(高校生でマル青をお持ちの場合など)
- 診察券(かかりつけ医療機関で接種する場合)
注:3と4は予防接種以外のことで診察を受けたときのためにお持ちください。
注:16歳以上のお子さまは保護者の同伴と同意は不要で接種できます。
夏休みに帰省先などで接種を受けたい方へ
夏休みに実家へ帰省するときなどに、東京23区外で接種を受けることもできます。東京23区外で接種をする場合は事前に「予防接種依頼書」の申請が必要です。東京23区外の医療機関で接種を受けるときは、接種費用をご自身で医療機関に一旦お支払いいただき、接種後に板橋区へ接種費用助成(返金)の申請をしてください。事前に「予防接種依頼書」の申請をせずに接種を受けた場合は返金できません。
詳しくは以下のページをご確認ください。
日本脳炎ワクチンの副反応
日本脳炎ワクチンの副反応としては、局所反応として、紅斑、内出血、疼痛、腫れ、そう痒感など、全身反応としては発熱、発疹、じんましん、紅斑、頭痛、咳漱、鼻漏、咽頭発赤、咽頭痛、嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛などが報告されています。
他の予防接種との接種間隔
日本脳炎ワクチンは不活化ワクチンです。
日本脳炎ワクチン接種後に他のワクチンを接種する場合は接種間隔の決まりはありません。
関連リンク
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このページに関するお問い合わせ
健康生きがい部 予防対策課 予防接種係
〒173-0014 東京都板橋区大山東町32番15号 板橋区保健所
電話:03-3579-2318 ファクス:03-3579-1337
健康生きがい部 予防対策課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。