【平成9年4月2日以降生まれの女性】ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを接種していない方へ
注:令和7年4月1日以降に接種すると全額自己負担です(全額自己負担の場合、「シルガード9」(9価ワクチン)を3回接種すると10万円程度の費用がかかります)。規定回数の接種を完了するまで標準的には6か月かかります。無料での接種をご希望の方は、計画的に接種をお受けください。
平成25年6月から令和4年3月までの接種勧奨の差し控えにより、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン定期接種の機会を逃した方に、公平な接種機会を確保する観点から、令和4年4月から改めて接種の機会を提供しています。
過去にご自身がHPVワクチンを接種したかどうかは、母子健康手帳や予防接種済証でご確認ください。既に3回の接種が完了している場合は、接種は不要です。
接種対象者(無料(全額公費負担))
平成9年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女性で、HPVワクチン接種を完了していない方
予診票発送
令和4年7月28日までに発送しました。
注:書類が見当たらなくなってしまった場合や、発送時期より後に板橋区に転入した場合は、区内5か所の健康福祉センターにお越しください。予診票を即日発行できます。もしあれば、母子健康手帳をお持ちください。母子健康手帳が見つからないときは、その旨を健康福祉センター窓口でお伝えいただければ大丈夫です。
注:板橋区に転入する前に接種を済ませていて板橋区に接種記録がない場合など、すでに接種済みの方にも予診票をお送りしている場合があります。母子健康手帳や予防接種済証で接種の有無をご確認ください。すでに3回の接種が完了している場合は、接種は不要です。不要な予診票が届いた場合は破棄してください。
注:平成9年度から平成11年度までに生まれた女子は、国の「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業」により、平成22年度から平成24年度までに接種を受けた場合があります。この事業での接種は、任意接種に対する費用助成として実施しており、法定の定期接種とは異なって板橋区に接種の記録がございません。このため、すでに接種済みの方にも予診票をお送りしている場合があります。母子健康手帳や予防接種済証で接種の有無をご確認ください。すでに3回の接種が完了している場合は、接種は不要です。不要な予診票が届いた場合は破棄してください。
無料(全額公費負担)接種期間
令和4年(2022年)4月1日から令和7年(2025年)3月31日まで
注:令和7年4月1日以降に接種すると全額自己負担です(全額自己負担の場合、「シルガード9」(9価ワクチン)を3回接種すると10万円程度の費用がかかります)。規定回数の接種を完了するまで標準的には6か月かかります。無料での接種をご希望の方は、計画的に接種をお受けください。
ワクチン・接種回数
3種類のワクチンがあります。1つ選んで接種します。令和5年4月1日から「シルガード9」(9価ワクチン)が追加されました。
「シルガード9」(9価ワクチン)
4価ワクチンに含まれる遺伝子型(16型、18型、6型、11型)に加え、16型、18型に次いで子宮頸がんの原因となる31型、33型、45型、52型、58型の抗原を含むワクチンです。
1回目を15歳の誕生日以降に接種する場合
合計3回接種します。
- 2回目は、1回目接種から標準的には2か月以上(最短で1か月以上)の間隔を空けてください。
- 3回目は、2回目接種から標準的には4か月以上(最短で3か月以上)の間隔を空けてください。
注:シルガード9での定期接種は令和5年4月1日から始まりましたが、令和4年度以前に発行した予診票もそのままお使いいただけます。改めて予診票発行を申請する必要はありません。
注:これまでにガーダシル(4価ワクチン)またはサーバリックス(2価ワクチン)を1回または2回接種済みの方は、原則として同じ種類のワクチンを接種することを推奨しますが、医師と相談のうえ、途中からシルガード9(9価ワクチン)に変更し、残りの接種を完了することも可能です。
1回目を15歳の誕生日の前日までに接種する場合(参考)
原則として、合計2回接種します。
- 2回目は、1回目接種から標準的には6か月以上(最短で5か月以上)の間隔を空けてください。
注:1回目接種から5か月未満の間隔で2回目接種を受けた場合は、3回目接種が必要です。3回目は、2回目接種から標準的には4か月以上(最短で3か月以上)の間隔を空けてください。
「ガーダシル」(4価ワクチン)
子宮頸がんの主な原因となる16型と18型の抗原の他に、尖圭コンジローマや再発性呼吸器乳頭腫症の原因ともなる6型、11型の抗原を含むワクチンです。
合計3回接種します。
- 2回目は、1回目接種から標準的には2か月以上(最短で1か月以上)の間隔を空けてください。
- 3回目は、2回目接種から標準的には4か月以上(最短で3か月以上)の間隔を空けてください。
「サーバリックス」(2価ワクチン)
様々な遺伝子型があるヒトパピローマウイルス(HPV)の中で、最も子宮頸がんの原因となりうる16型と18型に対する抗原を含んでいるワクチンです。
合計3回接種します。
- 2回目は、1回目接種から1か月以上の間隔を空けてください。
- 3回目は、1回目接種から標準的には6か月以上(最短で5か月以上)かつ2回目接種から標準的には5か月以上(最短で2か月半以上)の間隔を空けてください。
HPVワクチンの副反応について
2価ワクチンの副反応は、疼痛(99%)、発赤(88.2%)、及び腫れ(78.8%)などの局所反応と、軽度の発熱、倦怠感などの全身反応があります。4価ワクチンの副反応は、疼痛(82.7%)、紅斑(32%)、及び腫れ(28.3%)などの局所反応と、発熱、頭痛などの全身反応があります。
なお、まれに重い副反応が生じる場合もあり、現在厚生労働省では副反応の報告を集め、定期的に専門家が分析・評価して調査を行っているところです。9価ワクチンの副反応について詳しくはHPVワクチンキャッチアップ接種について(厚生労働省ホームページ)をご覧ください。
接種場所
板橋区内の協力医療機関 または 23区内の各区と契約した協力医療機関
各区の協力医療機関は各区の予防接種担当課もしくは医療機関にご確認ください。
医療機関によっては接種が予約制の場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
東京23区外で接種をする場合は事前に申請が必要です。事前に申請をせずに接種した場合は、全額自己負担となる場合があります。
詳しくは以下のページをご確認ください。
接種当日の持ち物
- 特例子宮頸がん予防(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチン接種予診票
- 母子健康手帳(持っていなくても接種できます)
- 健康保険証・子ども医療証(高校生でマル青をお持ちの場合など)
- 診察券(かかりつけ医療機関で接種する場合)
注:3と4は予防接種以外のことで診察を受けたときのためにお持ちください。
注:16歳以上のお子さまは保護者の同伴と同意は不要で接種できます。
新型コロナワクチンとの接種間隔
新型コロナワクチンとHPVワクチンは2週間以上の間隔を空けて接種することができます。
例えば、新型コロナワクチンを令和5年9月1日(金曜日)に接種する場合、HPVワクチンを接種できるのは2週間以上前(8月18日(金曜日)以前)か、2週間以上後(9月15日(金曜日)以降)です。
定期接種を受けられず、令和4年3月31日までに自己負担で接種を受けた方へ
接種費用の払い戻しの制度があります(払い戻しには所定の条件があります)。
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このページに関するお問い合わせ
健康生きがい部 予防対策課 予防接種係
〒173-0014 東京都板橋区大山東町32番15号 板橋区保健所
電話:03-3579-2318 ファクス:03-3579-1337
健康生きがい部 予防対策課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。