全国市区の経営革新度調査で板橋区が全国「総合4位」に

各自治体の経営革新度合いを評価するため、日本経済新聞社が全国812市区を対象に、平成25年11月から12月にかけて行った「経営革新度調査」で、板橋区は前回（平成23年度）に引き続き、総合で全国第4位となりました。分野別でも、効率化・活性化度「全国2位」、利便度「全国1位」にランクされるなど、区民の皆様と力を合わせて取り組んできた成果が高く評価される結果となりました。
板橋区は、これからも「東京でいちばん住みたくなるまち」の実現に向け、経営の質の向上などに取り組んでまいります。

経営革新度（総合評価）ランキング ベスト10

順位	自治体名（都道府県）	偏差値
1（2）	厚木市（神奈川県）	82.12（81.11）
2（1）	三鷹市（東京都）	81.64（83.64）
3（38）	新宿区（東京都）	80.03（67.92）
4（4）	板橋区（東京都）	79.15（78.75）
5（18）	足立区（東京都）	78.83（72.89）
6（3）	流山市（千葉県）	77.62（80.14）
7（20）	佐賀市（佐賀県）	76.58（71.91）
8（11）	戸田市（埼玉県）	76.50（74.27）
9（14）	新潟市（新潟県）	76.02（73.70）
10（129）	町田市（東京都）	75.37（58.71）

※順位・偏差値の（ ）内の数字は前回平成23年度の調査結果

分野別の結果と主な取り組みは以下のとおりです。

透明度　全国 31位（前回 22位）　偏差値 67.64（前回 69.06）

前回と得点は同じであるが、他の自治体が相対的にレベルアップしているため、偏差値と順位は若干ダウン
【主な取り組み】

• 議会審議のインターネット中継
• 何人も情報公開請求が可能
• 住民からの意見・要望に期限を限って必ず回答
• 付属機関の会議公開制度の設置
• 保健福祉オンブズマン制度の導入　など

効率化・活性化度　全国 2位（前回 3位）　偏差値 78.93（前回 77.45）

前回より得点が若干アップし、偏差値・順位もアップ
【主な取り組み】

• 職員提案制度の施策への反映
  （これまで職員提案を反映した主な施策）
  緊急用土のうステーション・赤ちゃんの駅・離乳食訪問お助け隊・街のシルバーシート
• 行政評価システムの本格導入
• 施設別行政コスト計算書の作成
• 指定管理者の公募と選定過程の公開
• 民間委託の拡大　など

市民参加度　全国 22位（前回 40位)　偏差値 70.28（前回 67.59）

前回より得点がアップし順位も二桁アップ
【主な取り組み】

• 付属機関への公募委員導入
• フェイスブック・ツイッターを活用した情報提供
• ボランティア活動推進条例の整備
• パブリックコメントの実施
• 満足度調査の実施　など

利便度　全国 1位（前回 1位）　偏差値 75.62（前回 76.25）

前回より得点は微増。偏差値は若干下がったものの1位をキープ
【主な取り組み】

• ホームページでの図書検索や施設・図書の利用予約
• 窓口における案内人の常時配置
• 時間外の窓口業務サービス
• 図書館の開館日数・閉館時刻
• コンビニで提供可能なサービスの拡大
• ワンストップサービスの拡大
• 休日夜間サービスの実施　など