「赤ちゃん出会いのひろば」 第5回キッズデザイン賞受賞

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ページ番号1006716  更新日 2020年1月25日

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「赤ちゃん出会いのひろば」 キッズデザイン賞受賞 子ども政策課

内閣府認証NPOキッズデザイン協議会が主催する第5回キッズデザイン賞において、児童館で実施している「赤ちゃん出会いのひろば」事業が、ソーシャルキッズサポート部門の優秀賞を受賞しました。今回は、応募総数303点の中から「赤ちゃん出会いのひろば」を含めた29作品が上位入賞作品として選ばれました。
受賞の理由として、妊娠中の夫婦と1歳未満の親子を対象とした、さまざまな講座や交流を促す自治体の取り組みが高く評価されたもので、区内の児童館10館を活用し、マタニティ期の健康管理や先輩である母親との交流を通じて子育ての悩みや不安の解消とともに、1歳未満の子を持つ親に対する育児相談や遊び体験など、核家族化による親の孤立化の払拭に役立っている。また、自治体の「子ども政策課」として、一元的なパッケージ化を推進しているなどの点が優れているというものです。

事業の概要

今まで児童館を利用する機会が少なかった妊娠中の夫婦と0歳の親子を対象とした事業として、平成22年度から「すくすくサロン」を完備している9か所の児童館でスタートしました。

目的

  1. 妊娠中の夫婦が抱える不安や悩みを軽減し、子育ての楽しさを体感してもらう。
  2. 児童館が子育てサイクル(出産前→乳児→幼児→小・中学生→高校生→大人→出産前)を推進する地域拠点になる。

内容

1、妊娠中の夫婦を対象とした「児童館プレママ&パパ講座」

妊娠中の健康維持とリラクゼーションを目的とした《専門家による講座》と、先輩お母さんとの交流を中心に児童館の紹介や子育て遊びを体験する《なかよし体験》をセットで行います。

2、0歳の親子を対象とした「ベビークラブ」

親子の交流を中心に手遊びやリズム遊び、絵本の紹介などを行う《ふれあいあそび》、はじめてのお誕生日をみんなでお祝いする《ファーストバースデー》、育メン支援の《パパと一緒にあそぼう》、専門家による《赤ちゃん育児相談》などを行っています。

参加者の声

昨年度の「児童館プレママ&パパ講座」は、「マタニティヨーガ」「アロマセラピー&リフレクソロジー」「マタニティエステ」「リラックスコンサート」「食の楽しみ方」など35講座を実施し、219名の方々に参加していただきました。

(アンケートから)

  • 親になること、子どもをもつことのすばらしさを再確認でき、リラックスできました。
  • 児童館があることをはじめて知りました。ぜひ、出産後も利用させていただきます。
  • なかよし体験の中で出産前に、先輩ママから具体的アドバイスをもらって参考になりました。

このように、参加者からは高い評価をいただいています。また、児童館から、参加者が出産後、赤ちゃんを連れてベビークラブに参加してくれているという嬉しい報告もあります。
『ベビークラブ』は、昨年度は9館で実施し、延べ7千722組と多くの乳児親子が参加してくれました。いろいろなプロブラムを行っていますが、特に育児に参加する機会が少ないお父さんたちに、赤ちゃんと遊ぶ体験をしてもらう《パパと一緒にあそぼう》は、大変好評で、他の年齢の子を持つ保護者からも実施してほしいとリクエストがあるほどです。

(アンケートから)

  • 同年代の子どもを持つ親同士でのコミュニケーションの機会は貴重でした。
  • 娘と二人きりだと、どう遊んだらいいのかわからなかったので、とても参考になりました。

今後の展開

核家族化、少子化、晩婚化など、子育ての環境が大きく変化し、子育ての不安や負担が増大している中、乳幼児の在宅子育て支援の必要性が高まっています。子ども政策課では、児童館職員と協力し、この事業がより充実したものになるよう努力しています。乳幼児親子が、家庭に閉じこもって悩むのではなく、身近な児童館に気軽に足を運んでもらい、子育ての楽しさを感じてもらえることを願っています。

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政策経営部 広聴広報課
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電話:03-3579-2024 ファクス:03-3579-2028
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