板橋区立中央図書館が「第39回日本図書館協会建築賞」を受賞!

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ページ番号1046979  更新日 2023年6月12日

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写真:中央図書館
中央図書館外観

 区立中央図書館が、建築・サービスともに優れた図書館として、第39回日本図書館協会建築賞(以下、「図書館建築賞」)を受賞しました。令和4年度に募集があり、書類選考による第一次審査、現地視察に基づく第二次審査を経て、受賞が決定したものです。
 図書館建築賞は「優れた図書館建築を顕彰し、これを広く世に知らせることによって、日本の図書館建築の水準の向上に寄与すること」を意図して、1984年に日本図書館協会により創設されました。賞の特徴としては、「特定の用途における建築物や建築空間のみ」を対象とし、ソフトとハードの両面から評価されるものであり、建築としての質だけでなく、サービスも審査の対象になります。この賞を受賞したことは、板橋区立中央図書館では建築と提供されるサービスとが調和しており、どちらも優れていると評価されたことを意味しています。第39回の受賞は1館のみです。

今回の受賞は以下の点が評価されました。
(1)人工芝の広場を設け、家族連れの図書館利用のきっかけを生み出すなど、公園と一体となった図書館づくり
(2)ボローニャとの交流から始まった、約3万冊の世界中の絵本と触れ合える「いたばしボローニャ絵本館」の取組
(3)館内の吹き抜けが緩やかにズレながら繋がり、上階に行くほど静かになる音のゾーニング
(4)環境に配慮し、室内から公園の緑が見えつつも、日射遮蔽を両立させた水平ルーバー
(5)ベビーカー置き場などを館内サインでわかりやすく表示し、利用者目線できめ細かく丁寧な図書館づくり

 

 区立中央図書館は、「未来をはぐくみ、こころの豊かさと新しい価値を創造し、緑と文化を象徴する図書館」として、令和3年3月、平和公園内に新たにオープンしました。豊かな緑に囲まれた環境で、公園一体となった施設には、年間80万人以上の来館者が訪れています。令和4年10月には「2022年度グッドデザイン賞」も受賞し、多くの利用者に親しまれる板橋区の魅力的なランドマークとなっています。

 

所有者・対象施設

板橋区 板橋区立中央図書館

設計者

株式会社松田平田設計

施工者

大成・瀧島建設共同企業体、渡部・アイコウ建設共同企業体、栄幸・豊隆建設共同企業体、株式会社木村工業、株式会社日立ビルシステム

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 中央図書館
〒174-0071 東京都板橋区常盤台四丁目3番1号
電話:03-6281-0291 ファクス:03-6281-0244
教育委員会事務局 中央図書館へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。