金沢小学校(令和2年11月4日訪問)
教育長ぶらっと訪問
金沢小学校を訪問しました。赤木勲校長先生、江口剛副校長先生の温かいお迎えをいただきました。本区では小中一貫教育を推進する上で、1つの中学校と近隣の小学校がグループを組み、22の「学びのエリア」を構成しています。今日は金沢小学校、加賀小学校と加賀中学校の「学びのエリア『白梅学びのエリア』」での先生方の研修会が、金沢小学校で行われ、5・6年生の学級で各教科等の授業が公開されました。これにあたっては、事前に3校の先生方が分科会を行っており、それを加賀中学校、加賀小学校の先生方が参観し、授業後に分科会に分かれて再度各教科のカリキュラムの小学校・中学校9年間の一貫性について意見を交わしていました。また、今週は区内6名の指導教諭にも出席いただき、細かい指導もいただいていたそうです。いろいろな工夫が見られました。
校庭では5年生の授業で、担任と中学校の体育科の先生とチーム・ティーチング(1学級を2人以上の教員で指導に当たる)で指導に当たっていました。ハードル走は、スタートダッシュ・踏切・空中姿勢・着地・インターバル走など、多くの技能が求められることで、難しい種目の1つです。そして、ハードルに足をぶつけたりするので、子どもたちからはあまり好まれる種目でもありませんが、子どもたちは子ども同士学び合い、そして中学校の先生からの技術的ポイント指導を受けながら一生懸命取り組んでいました。
6年生の算数の授業には、算数・数学科の先生方が集まり、授業の様子をメモに取りながら、熱心に参観していました。協議会でどのような話し合いが行われたのかが興味深いところです。加賀中学校の水谷校長先生に、中学校の先生の小学校の授業に対する見方はどうですか?とお伺いすると、板橋区授業スタンダードにそった授業が中学校でも定着しており、類似点が多く、同じ土俵に上がって授業研究ができるようになっているとの声を聞くことができ、うれしく思いました。
5年生の国語の古典、徒然草の学習後、文中の「友とするにわろきこと」と「よき友」の後に続く文言を子どもたちが考え、発表していました。いろいろな意見が出た後、同じ学習をした中学生の発言を中学校の国語の先生が発表すると、子どもたちから「あ~あ」「なるほど」など共感する声が起こり、表現力の高まりを子どもたち自身が実感していました。
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