向原小学校(令和2年11月20日訪問)
教育長ぶらっと訪問
向原小学校を訪問しました。浅見智則校長先生、森口美佳副校長先生の笑顔の出迎えをいただき、校長室でコロナ禍での教育活動の充実ぶりについていろいろなお話をうかがうことができました。また、この日は、ちょうどコミュニティ・スクール委員会が行われており、最初に委員のみなさまにご挨拶する機会をいただき、「学校は『在る』ものではなく、『創る』もの」、そのためにみなさんのお知恵とお力をお貸しください、とお話しさせていただきました。
各学級の授業を参観して、本校の板橋区授業スタンダードにそった授業の充実ぶりに感激しました。どの教室の授業でも、本時のめあてが子どもたちの学習ゴールと合致していたり、話し合う視点を明確にした子ども同士の対話的学びになっていたり、ICT機器を効果的に活用していたりと、その徹底ぶりに頭が下がりました。
3年生は算数の少人数での授業でした。具体的なめあてを共有し、二等辺三角形の書き方をフローチャートに表しながら進めていました。これはプログラミング教育ともリンクしており、筋道だって物事を考える大切な手法です。子どもたちを黒板の前に来させて、少人数だからこそ、先生と近い距離ですべての子どもたちが考えて、意見交流している姿が素敵でした。また、もう1つの教室では、ICT機器を活用して一人の子どもが、他の子どもたちに説明しながら二等辺三角形の書き方を説明している場面に、子どもたちも使い慣れてきているなあ、と感じました。
1年生の教室では国語の授業で、登場人物の気持ちを子どもたちが活発に発表しており、その声に対して、先生が笑顔で丁寧にうなずきながら聴き取っている姿に思わず笑みがこぼれました。2年目の先生ということでしたが、子どもたちの声を大切にした授業を進めてくれていました。
5年生は家庭科でクッションを作っていました。教室をのぞくと、学校支援地域本部の方々が5名ほど入って子どもたちの支援を行ってくださっていました。やさしく、丁寧な声かけとお手伝いに子どもたちは楽しそうに取り組んでいました。
6年生は道徳の授業をしていました。「団地と子犬」という題材で、規則について子どもたちが積極的に議論し合っていました。道徳の授業は「考え 議論する」という方向で進められていますが、担任の先生が見事なファシリテート(子どもの声を促す)を行い、葛藤するテーマに対して真摯な態度で子どもたちは、発表したり、友達の声に耳を傾けていたり、ずっと教室に残って聞いていたいくらいでした。
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