表具 石塚 裕〈無形文化財(工芸技術)〉
表具 石塚 裕
(ひょうぐ いしづか ひろし)
石塚裕氏は、区内大谷口一丁目で炫雅堂(げんがどう)「石塚表具店」を経営している表具師(ひょうぐし)である。表具師・経師(きょうじ)は、軸物・巻物・屏風・衝立(ついたて)・襖(ふすま)・障子(しょうじ)などを作製する技術を有する職人のことであり、具体的な作業としては、書や画など保存・修復するために、裏に紙をあてて補強したり、よりよく鑑賞するために、書画の内容にふさわしい裂地(きれじ)を装飾する作業を行う。石塚氏は、昭和35年に豊島区駒込にある「板垣表具店」に入り修業を行い、同年10月に父親である市太郎氏が経営する「石塚表具店」に入店した。同53年4月に店を継承し、現在に至っている。表具の職歴は58年間で、平成24年には東京都伝統工芸士に認定されている。また、本業に加えて、昭和52年10月には、表具作業一級技能士となり、職業訓練指導員としても活躍している。その技術は業界内でも確かな評価を受けている。
所在地
非公開
所有者
石塚 裕
区分
無形文化財(伝統工芸)
登録日
平成30年3月29日
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