招魂之碑(明治35年陸軍板橋火薬製造所爆発事故)〈有形文化財(歴史資料)〉

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ページ番号1033320  更新日 2021年6月16日

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招魂之碑(明治35年陸軍板橋火薬製造所爆発事故)

(しょうこんのひ(めいじさんじゅうごねんりくぐんいたばしかやくせいぞうしょばくはつじこ))

この石碑は明治36年(1903)、「板橋火薬製造所有志一同」によって建立された記念碑で、現在区立加賀西公園内に位置している。素材は粘板岩、像高は239センチメートル、幅は最下部76センチメートル、最上部52センチメートル、厚さ最下部18センチメートル、最上部7センチメートルである。正面には「招魂之碑」の揮毫、背面には銘文(撰者、揮毫者不詳)が刻まれている。建碑のきっかけとなったのは明治35年7月24日に火薬製造所で発生した無煙火薬の爆発事故で、消火活動の中で技手1名、職工9名が死亡した。事故から一年となるのに合わせ、死亡した技手と職工を追悼するために、製造所有志が永代回向料を集めて「招魂之碑」が建立された。事故の原因となった無煙火薬は当時フランスで開発された最新の火薬だったが、国内では爆発事故が多発し安全性向上の研究が課題となっており、明治36年度、陸軍は板橋火薬製造所構内に火薬研究所を新設した。現在、国指定史跡、区登録記念物「陸軍板橋火薬製造所跡」内には、火薬研究所時代の建造物が現存している。当碑は国内における無煙火薬の生産開始期に発生した爆発事故と、その犠牲者と記憶しようとする製造所職員の建碑意識を理解することができるほか、国内の火薬製造および科学技術の展開、そして加賀地域の歴史・文化を理解することができる重要な文化財である。

所在地

加賀一丁目10番2号(区立加賀西公園内)

登録日

令和3年3月11日

招魂之碑(明治35年陸軍板橋火薬製造所爆発事故)

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