鼈甲細工〈無形文化財(工芸技術)〉

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ページ番号1051864  更新日 2024年3月28日

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鼈甲細工 保持者 岡 匡巳

(べっこうさいく おか まさみ)

 東京で製作されている鼈甲細工は「江戸鼈甲」とも呼ばれ、長崎・大阪とともに三大産地となっており、東京都の伝統工芸品にも指定されている。現在、鼈甲細工は、東京においては眼鏡フレームを中心に、長崎においては櫛や簪といった小物を中心に製作されている。
 技術保持者の岡匡巳(おか・まさみ)氏は、昭和44年(1969)生まれの55歳。祖父の梅五郎氏、父の信彦氏と3世代に渡る鼈甲細工の職人として活動している。岡眼鏡製作所は、香川県高松市出身の祖父梅五郎が豊島区巣鴨の宮本氏のもとで技術を習得し、昭和38年に独立し、区内弥生町に移転して店を構えたことに始まる。匡巳氏本人は父の信彦氏に師事して、技術を習得し、約33年間のキャリアがあり、鼈甲細工のメガネフレームを中心に作品づくりに取り組んでいる。
 現在は東日本べっ甲事業協同組合、板橋区伝統工芸保存会に所属する。なお、匡巳氏は、眼鏡全体を鼈甲で製作する「総鼈甲」の高い技術を身に着けており、令和5年3月には、鼈甲制作の功労が認められ、近年、東京都伝統工芸品産業功労者や伝統工芸士に認定されるなど、業界内での評価も高い。

所在地

弥生町15番1号

登録日

令和6年3月7日

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