令和元年度第23回庁議(第15回経営戦略会議)

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ページ番号1017832  更新日 2020年2月25日

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庁議記録

【会議名】
令和元年度第23回庁議(第15回経営戦略会議)

【日時】
令和元年12月24日(火曜日)午前9時05分~9時40分

【場所】
災害対策本部室

【出席者】
区長、副区長、教育長、常勤監査委員、政策経営部長、総務部長、危機管理室長、区民文化部長、産業経済部長、健康生きがい部長、保健所長、福祉部長、子ども家庭部長、資源環境部長、都市整備部長、土木部長、会計管理室長、教育委員会事務局次長、地域教育力担当部長、法務専門監、選挙管理委員会事務局長、監査委員事務局長、区議会事務局長、政策企画課長、経営改革推進課長、財政課長、広聴広報課長、総務課長、人事課長、赤塚支所長

【次第】
1 審議事項

  1. 「板橋区無電柱化推進計画(案)」の策定について

2 その他

概要

区長挨拶

(1)早いもので、1年間があっという間に過ぎたように感じる。振り返ってみると、4月に区長・区議会議員選挙があり、5月には平成から令和へと元号が変わり、新たな時代が始まった。区政では、新たにナンバー1実現プラン2021がスタートし、取組は着実に進んできていると感じている。庁議メンバーを始め、職員の皆さんの日頃からの活躍に感謝申し上げる。12月に入り、何かと慌ただしい日々が続くが、仕事納めまで気を引き締め、区政に取り組んでほしい。
(2)今年の「職員が選ぶ板橋区10大ニュース」が公表された。第1位は、「台風19号 避難所22か所を開設」が選ばれた。近年は日本各地で規模の大きな自然災害が頻発しており、板橋区でも初めて22か所の避難所を開設した。避難所での区職員の対応に感謝を綴った区長への手紙もあったが、それ以上に課題も多く見つかり、強い危機感を持っている。課題解決はもとより、この経験を糧に想像力を働かせ、今回の災害を上回る状況になった時にも慌てないよう、フロントローディングの大切さをしっかりと肝に銘じてほしい。また、現在危機管理室を中心に各部で策定している板橋区業務継続計画(BCP)をしっかりとまとめてほしい。様々なパタンを想定しながら準備してもらいたい。
(3)第2位には、「SDGs先進度調査 板橋区が全国8位」が選ばれた。「緑のカーテン」をはじめとする地球温暖化対策の実施、環境教育プログラムの整備、貧困の連鎖を断ち切るための「いたばし 子ども 夢つなぐプロジェクト」の実施など、これまでの職員と区民の方々との協働した取組が評価されたものである。SDGsは、社会に変革を起こすツールとして「経済」「環境」「社会」の3つの側面から統合的に取り組むものだが、「持続可能な開発目標」の基礎となる「経済」への活用は、まだまだ不足していると感じている。都内有数の産業集積地である板橋区は、区内中小企業者を重要なステークホルダーとして積極的に連携し、地域課題解決に向けた取組を推進していくことも必要である。各部署がもつSDGsを構成する要素をどう結びつけるか検討してほしい。是非、様々な部局が積極的に連携し、ストーリー性のある仕組みづくりによって「新しい価値」を見出し、活用につなげてほしい。
(4)物を買う際に、高い専門性に基づき、最適なアドバイスが提供されると、人は感銘を受け購入に至る。職員にも、事務的ではなく、高い専門性を身に着け、最適なアドバイスを提供する力が必要である。例えばAIPであれば、健康面だけでなく、相談者の仕事や趣味等にも幅を広げ、その方が納得する人生を作り上げるお手伝いをするという意識が必要である。また、高齢者への伝え方の参考として、絵による表現、簡潔で分かりやすい文章で示されている「絵本の技法」を用いるなどして、区民サービスの向上につなげてはどうか。こうした切り口が「新しい価値」となり、区のサービスがブランドとしてシステム化していくことになるのではないか。区のブランディングを担う新しい部署では、サービスの改善、より分かりやすい展開を図っていく。地域センターに関しても、区民の方々の変化を感じ取って「新しい価値」を生み出せるよう、新たな切り口を検討してほしい。
(5)板橋区を「絵本のまち」として発展させるには、まだ取組が不足している。お子さんの誕生に合わせ、ブックスタートで絵本を配付しているが、ソムリエが選んだ絵本とするなどちょっとした工夫が必要だと思う。また、区全体を絵本仕立てのデザインで統一するように、庁内をはじめ学校や産業界でもブランド化を意識して取り組んでほしい。
(6)ボローニャ市のポルティコと呼ばれるポーチを、新中央図書館のボローニャギャラリーに設置する。板橋区が、ボローニャの文化が感じられる東洋で唯一の場所となり、面白い展開が期待できると思う。これまで地道に続けてきた交流が大きな実を結ぶことになった。マレーシアとの交流も熱帯環境植物館との協定から始まり、現在は中学生の派遣交流にまで発展している。今後もより深い絆が築けるよう期待する。
(7)10大ニュースの第4位は、6月にリニューアルされた区立美術館が選ばれた。展示環境の整備・充実を図るとともに、来館者の交流を生むラウンジや赤ちゃんの駅を設置して、セキュリティの強化によって展覧会の会期外でもアトリエ貸出を可能にするなど、より魅力的で地域に親しまれる美術館となった。東京23区で初めて開館した区立美術館として、これまで高い評価を得てきた企画展を継続することに加えて、新たな展示の可能性を追求し、継承と刷新が融合した美術館としてほしい。古い建物ではあるが、機能を一流に変えた板橋の手法は、今後、他のモデルになってくると思う。継承と刷新は、公共施設だけでなく、区民サービス等の様々な場面で発揮して「新しい価値」を追求してほしい。
(8)「職員が選ぶ漢字」では、第1位に元号の「令」が、第2位に「新」が選ばれた。奇しくも公益財団法人日本漢字能力検定協会が公募し、清水寺で発表された2019年の漢字も同様であった。どちらも令和の新しい時代を迎え、明るい未来にしたいとの願いが込められている。こうした希望に応えるため、来年の東京2020大会の開催に向けた機運醸成事業を、スポーツ関係のみならず、地域のにぎわいの創出、国際交流、文化・教育等の様々な分野に波及するよう、着実に取組を進め、実現に結び付けたい。
(9)年末・年始は長い休みとなるが、お酒を嗜む機会も増えるので、公務員としての立場を認識し、節度ある行動をお願いしたい。ご家族や親しい方々と、ゆっくりと過ごしてほしい。この1年間のご労苦に対して感謝するとともに、気分を新たにするための十分な休養を取ってもらいたい。

審議事項

(1) 「板橋区無電柱化推進計画(案)」の策定について

都市計画課長───説 明───
【審議目的】
平成30年度より2年間かけて策定する「板橋区無電柱化推進計画(案)」について、とりまとめたので概要を審議する。
【主な意見】
特になし
【審議結果】
原案のとおり決定する。

その他

次回日程 令和2年1月8日(水曜日)午前9時00分~

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