令和元年度第27回庁議(第18回経営戦略会議)

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ページ番号1020739  更新日 2020年3月13日

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庁議記録

【会議名】
令和元年度第27回庁議(第18回経営戦略会議)

【日時】
令和2年1月28日(火曜日)午前9時00分~10時30分

【場所】
災害対策本部室

【出席者】
区長、副区長、教育長、常勤監査委員、政策経営部長、総務部長、危機管理室長、区民文化部長、産業経済部長、健康生きがい部長、保健所長、福祉部長、子ども家庭部長、資源環境部長、都市整備部長、土木部長、会計管理室長、教育委員会事務局次長、地域教育力担当部長、法務専門監、選挙管理委員会事務局長、監査委員事務局長、区議会事務局長、政策企画課長、経営改革推進課長、財政課長、広聴広報課長、総務課長、人事課長、赤塚支所長

【次第】
1 審議事項

  1. 文化会館・グリーンホールにおける指定管理者の今後の方向性について(案)
  2. いこいの家利活用(中間案)について
  3. 区立特別養護老人ホームの民営化及び区立高齢者在宅サービスセンターの廃止について(案)
  4. エコポリスセンターの今後のあり方の方向性について

2 その他

概要

区長挨拶

(1)明日29日(水曜日)の11時から、令和2年度当初予算のプレス発表を行う。今年は、「レガシーと未来志向のステップアップ予算」と銘打った。板橋区は、先週発表した練馬区に続いて2番目の発表となる。当日は「区長のいち押し事業」として、「発達障がい者支援センターの開設」「オリンピック・パラリンピック関連事業」「地域経済活性化支援を通じたSDGsの推進」「避難所環境・災害対応の充実」の4事業についてプレゼンテーションする予定である。各事業の担当部署においては、発表資料の作成をしていただき、感謝している。当日の記者対応にも協力をお願いしたい。
(2)プレス発表後の2月3日(月曜日)から5日(水曜日)までの3日間で、区議会各会派に対する新年度の予算説明会を行う。7日(金曜日)に告示される令和2年第1回定例会に向け、当初予算はもとより、補正予算、施政方針に対する代表質問等、十分な準備をお願いする。
(3)居住地を決めるにあたって、子育てや教育等の区民サービス、施設、地域に根差した文化に魅力を感じる方が多いのではないか。最近は、不動産会社がエリア毎に各区の魅力ポイントを紹介しており、区の広報による魅力発信とは異なる視点が含まれ、ある面では的を射た評価だと思っている。その着眼点も参考にしながら、地域の魅力ある住民サービスや暮らしぶりを見せるためのブランド戦略化が必要である。そのためには、計画をそのまま実行するのではなく、常に見直すことをしてほしい。
(4)文化・国際交流財団が自ら文化会館を運営していくのは、まさに経営革新であって、それを実現するには、財団で実施する意味を区がしっかりと理解し、コントロールしていくスキルが必要である。子ども家庭総合支援センターも、警察等の関係機関との連携や高度な法律の知識、セキュリティー対策等、必要な対応が専門化してくる。史跡公園が国の史跡として正式に登録されたが、これから何を成すかが重要であり、毎日行きたくなるような公園の魅力と江戸の歴史や金沢とのつながりが感じられる奥深さ、専門性や面白さを兼ね備えたものにしたい。新しい中央図書館には、ボローニャ市との交流の紹介等、新たな展示スペースが設置される。それぞれ現場、プレーヤーをプロデュースし、マネジメントする人材を育成し、魅力あるものにしなければならない。組織にふさわしい権能があるか、技術を持った人が居るか、専門化に対応できるか、AIも人材の1つだとすると今後どのように活用されていくかを考え、5年から10年先を見据えた人材育成をしてほしい。
(5)女性管理職が少ないが、急に増やそうとしてもできない。会議の場などで女性の視点から意見を聞いて施策に取り入れる等、普段から女性の人材育成も意識しておくべきである。また、職員の中には、特定の専門分野に秀でた人材も居るので、専門化、高度化する社会に対応できるよう、一人ひとりをよく見て育成し、個人スキルや組織としての能力の向上を図ってほしい。

審議事項

(1) 文化会館・グリーンホールにおける指定管理者の今後の方向性について(案)

区民文化部長───説 明───
【審議目的】
文化会館・グリーンホールにおける指定管理者の今後の方向性について審議する。
【主な意見】

  • 他区では財団による運営が多いようであるが、どのような課題があるのか。
    →例えば、指定管理事業と本来財団が実施すべき事業とのすみ分けや、職員の育成等が挙げられる。そうした課題があることを認識しつつ、検討を深めていきたい。現段階では、このようなデメリットを超えて、財政効果を生み出しながらサービスの向上が期待できるメリットが上回っていると考えている。
  • 令和5年4月から、非公募で財団を文化会館等の指定管理者とするにあたって、めざすべき青写真について伺う。
    →区議会に報告したのち、現指定管理者と議論していくことになるが、現指定管理者が行う業務の中で、財団が直接担うものと、再委託すべきものを調整する必要がある。そうした中で、財団が抱えなければならない人員や組織を検討していく。
  • 現指定管理者の一部業務を財団に取り込むことも検討しているのか。
    →現指定管理者の業務は大きく分けて、サービスの提供、建物の維持管理、舞台運営があるが、建物の維持管理と舞台運営を財団だけで行うのは無理だと考えており、この部分は引き続きお願いすることもあろうかと思っている。文化事業の実施や貸館の部分を財団が担い、サービスの向上を確保したい。
  • 非公募で財団が指定管理者となることの説明が必要である。派遣している区職員の賃金等を考慮に入れても、財政的なメリットはあるのか。また、財団が指定管理者になっても、多くの部分を委託していたのでは意味がない。現指定管理者の行っているコアな部分を財団で行えるよう、涵養していくことが必要である。
    →経費については、全てを対象に試算した結果、財政的にメリットが出ると考えている。必ず問われてくる論点なので、十分準備したい。
  • 全体を俯瞰的に見て判断できる専門家にも協力を仰ぎ、組織として機能するようにしてほしい。期待している。

【審議結果】
原案のとおり決定する。

(2) いこいの家利活用(中間案)について

健康生きがい部長───説 明───
【審議目的】
いたばしナンバー1実現プラン2021「経営革新計画」ナンバー008「いこいの家の利活用検討」について、検討経過(中間案)を審議する。
【主な意見】

  • 区民集会所に移管する場合、500mメッシュに区民集会所1つといった原則があるため、抵触しないように検討してほしい。
    →関係部署と庁内調整を図りながら進めていく。

【審議結果】
一部修正を加え、原案のとおり決定する。

(3) 区立特別養護老人ホームの民営化及び区立高齢者在宅サービスセンターの廃止について(案)

健康生きがい部長───説 明───
【審議目的】
いたばしナンバー1実現プラン2021「経営革新計画」ナンバー009「区立特別養護老人ホームの民営化」及びナンバー010「区立高齢者在宅サービスセンターの廃止」について、取りまとめた内容について審議する。
【主な意見】

  • 区立特別養護老人ホームの民営化にあたって、土地は貸付収入を得るとのことであるが、上物はどうするのか。また、いずみの苑は、特別養護老人ホームとしての規格以上の土地面積をもっているが、土地の賃貸収入を得る部分は、特養として活用する部分となるのか、それとも敷地全体にかかるのか。
    →上物は無償譲渡を考えている。土地代は全体を考えているが、余分に経費がかかる部分の負担軽減については、今後検討していきたい。
  • 後活用について本資料には記載がないか、検討していることはあるのか。
    →高齢者在宅サービスセンターは民間の施設が数多く設立されており、区立の役割は果たしたといえる。後活用については政策経営部での検討となるが、施設を民間で運営する可能性がある。

【審議結果】
一部修正を加え、原案のとおり決定する。

(4) エコポリスセンターの今後のあり方の方向性について

資源循環部長───説 明───
【審議目的】
いたばしナンバー1実現プラン2021「経営革新計画」ナンバー003「公共施設の改築・改修等に向けた検討」における、エコポリスセンターの今後のあり方の方向性について審議する。
【主な意見】

  • エコポリスセンターは啓発施設としての展示設備、機能を持っていたが、これらの取組は今後どうするのか。
    →開設当初こそ展示物等は先進的なものであったが、技術革新が進んでいる今日、更新が追いつかないことに加え経費もかかる。「啓発」の時期から「実行」の時期へ変わってきているので、施設に経費をかけるよりもアウトリーチをしていきたいと考えている。
  • 産業や教育等の分野で、若い人が関心を持つ事案を、ただ「教える」「伝える」のではなく、若い人が「集い」「作り上げる」施設としてほしい。しばし検討する時間があるので、一層検討を重ねてほしい。

【審議結果】
原案のとおり決定する。

その他

次回日程 令和2年2月6日(木曜日)午前9時00分~

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