こうぶんしょ館電子展示室39号「中山道と板橋宿」

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ページ番号1009276  更新日 2020年1月25日

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こうぶんしょ館電子展示室39号

「中山道と板橋宿」

五街道の一つである中山道は、江戸日本橋を起点として板橋宿を通り、武蔵・上野・信濃・美濃から近江守山を経て、草津で東海道に合流する。
幕府は、江戸を中心とした交通体系への改編をめざし、慶長6年(1601)東海道伝馬制の実施を手始めに、全国的な交通網の整備に当った。中山道には翌年伝馬制度が設けられた。ついで慶長9年(1604)には街道の左右に松を植えて並木としたり、一里塚の築造などが行われた。板橋区内に残る志村一里塚は、日本橋から3里目に設置されたものである。一里塚は里程や人馬・駕籠の運賃支払いの目安となり、旅人の休み場ともなった。
寛永12年(1635)三代将軍家光の時に参勤交代が制度化されると、街道の整備が進み、宿場も賑わいを見せるようになる。万治2年(1659)には道中奉行が設けられ、人馬の継立や助郷、道橋の管理など往還における業務を統轄した。中山道一の宿である板橋宿の問屋場には貫目改所が置かれ、往来の荷物の重さを検査し、荷物輸送の円滑をはかった。
「図説板橋区史」より掲載

絵画
木曾街道板橋之驛・木曾街道蕨之驛

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