金沢小学校(令和7年10月4日訪問)

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ページ番号1059962  更新日 2025年10月17日

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教育長訪問記

 10月4日(土曜日)金沢小学校の「運動発表会」を視察しました。当日はお天気が心配されましたが、ギリギリ午前中はもちそうとの判断で開催されました。

写真:5年生の全員リレーのようす
5年生の全員リレー


 到着すると、ちょうど5年生の全員リレーが終わるところで、見ることができなかったのは残念でしたが、本部席の前を走って退場していく様子は見ることができました(上の写真)。


写真:4年生の表現活動の様子
4年生の表現活動


 児童数が最も多く6学級ある4年生の表現は、ヒップホップ系のダンス「Clap!Pop!Enjoy music!」でした。神保校長によると、児童が曲や振り付けや配置などを自分たちで考えたそうです(上の写真)。私が教育長として着任して以来、区内の小中学校の学校行事は児童生徒の主体性を育成するため、自分たちで種目や内容を考えることを推奨していますが、本校の取り組みはその趣旨をとらえて実践してくれています。運動発表会などの学校行事は、学習指導要領の特別活動に位置付くものですが、特別活動は児童生徒の自主的・実践的な態度を養うこと、人間関係形成・社会参画・自己実現などの資質能力を育むことをねらいとしています。児童生徒が主体的に取り組む機会を用意することが肝要で、それは「なすことによって学ぶ」という教育観が基盤になっています。本区では授業革新においても「授業スタンダードS」という、児童生徒が自分で(Self)選択して(Select)取り組む機会を取り入れた授業形態を導入していますが、まさにそれの学校行事版というわけです。児童が楽しそうに笑顔で踊る姿が印象的でした。



写真:2年生の表現活動の様子
2年生の表現活動

 続いて2年生の表現は沖縄に伝わるエイサー「グスージサビラ~いのちのまつり~」でした(上の写真)。リズムに合わせて、ミニ太鼓を叩きながら踊ります。伝統芸能としてのエイサーを演目にすることで、ただ踊るだけでなく沖縄の文化や風土を学ぶ機会にもなっていると思います。日本には各地域にさまざまな伝統芸能がありますが、それらを見たり演じたりすることで、日本の良さを学び尊重する資質を育成することができます。

 

 本区で最も子どもの数が多い学校ならではの大規模なイベントとしての運動発表会は見応えのあるものでした。一人ひとりの児童の成長を間近で見ることのできる公開系の行事は保護者や地域の方々にとっても意味のあるものになっています。先生方の指導に対して感謝するとともに、この行事を通して成長した児童の今後の活躍を期待しています。


(記・長沼豊教育長)

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